証券口座の使い勝手を比較!株式投資はどの証券会社がおすすめなのか?

証券会社に口座を開く場合、どの観点に注目して比較をしたら良いのか?

株式投資を始める場合は、当然ですがどこかの証券会社に口座を作る必要があります。

しかし、まだ株式投資の初心者で、証券会社にこれから口座を作ると言う方の場合、どこの証券会社で口座を作れば良いのか迷うと思います。

但し、証券口座の比較サイトは、溢れかえるほど沢山あります。

しかし、どのサイトを見ても、「コスト比較」であったり、「機能比較」であったり、一般的なことしか触れていないサイトが多く、結局迷いが解決されないのではと感じています!

そのため、このサイトでは、実際に私が数社の証券口座を使ってきた中で、ここの証券会社のこの機能は使いやすかった、ここは使い難かったとか、実際に感じたことについて触れさせて頂きたいと思います。

「総合証券」と「ネット証券」 はどちらを選べば良いのか?

まず、具体的な証券会社の比較に入る前に、大前提として「総合証券」と「ネット証券」について触れておきます。

恐らく、「総合証券」と「ネット証券」 のどちらを選ぶべきかについては、それほど悩んでいないかと思いますので、サラっと読み飛ばして頂いて問題ありません。

そもそも、株式投資を始める場合の選択肢としては、「総合証券」と「ネット証券」があります。

■総合証券とは?

総合証券とは、実店舗を全国に張り巡らせて、営業マンなどを通じて売買する形態の証券会社を指します。

イメージしやすい所で言うと、野村証券、大和証券、みずほ証券などです。

■ネット証券とは?

一方、ネット証券とは、実際に店舗は無く、インターネット上でのみ株を売買できる証券会社のことを指します。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券、ライブスター証券、GMOクリック証券などです。

では、どちらが「総合証券」と「ネット証券」良いのでしょうか?

答えは、ほぼ間違いなく「ネット証券」一択です!!

当然ですが、営業マンなどの人件費が少なく、実店舗を持たない「ネット証券」の方が、手数料は安くなります。

また、現在の投資環境において、営業マンなどを通じて株式を購入するメリットは殆どありません。

特にスキャルピング・デイトレード・スイングトレードなどのように、短期で売買を繰り返す方が、一々営業マンに電話していたら面倒でしかありません!

よって、ここま迷う必要はなく「ネット証券」で良いかと思います。

証券会社で口座開設する場合、どの観点に注目して比較検討したら良いのか?

では、「ネット証券」に口座を開こうとした場合、実際に証券会社を選ぶ場合は、どのような観点に注目して比較したら良いのでしょうか?

恐らく、多くの人が一番最初に気にするのは、手数料(コスト)の比較だと思います。

当然、手数料(コスト)は、投資成績に直接的にリンクしますので、手数料(コスト)が安い会社を選ぶのは重要です。

ただ、コストだけで証券会社を決めるのはやめた方が良いと思います。

現時点において、ネット証券の手数料は、どんぐりの背比べ状況となっており、べらぼうな差がある訳ではありません。

また、手数料は、随時、他社の状況を見ながら変わって行くため、現在の手数料の比較が半年後も同様であるという保証はありません。

証券会社(ネット証券)を選択する際に、比較検討するべき観点とは?

では、手数料がそれほど大きく差が無い証券会社を選択したと言う前提で、他にどのような観点に注目して証券会社を比べれば良いのでしょうか?

まず、先に答えから言ってしまうと、以下のような観点に注目して証券会社を選ぶことをお勧めします。

 1.銘柄検索ツールの使いやすさ

 2.注文方式

 3.取り扱っている商品の種類

 4.情報コンテンツ

 5.モバイル対応

では、上記に述べた観点のどのような点が重要なのでしょうか?

私も複数社の証券口座を使っていますが、実際に使っていく中で感じた点などから、ご説明させて頂きます。

1.銘柄検索ツールの使いやすさ

株式投資を行っていく中で、銘柄選定は不可欠となります。

東証一部と二部の上場銘柄だけけでも、3,000銘柄に及びます。

特に、普段はサラリーマンをやっているが、副業として株式投資を行う場合、どうしても株式投資に掛けられる時間は限られています。

こうなると、実態問題として約3,000銘柄全てを分析しきると言うのは不可能です。

■GMOクリック証券の「 銘柄検索ツール」

そのため、例えばPERやPBR、利益、配当、自己資本比率など、自分の投資スタイルに沿ってフィルターを掛け、抽出された銘柄に絞って分析をする必要が生じます。

当然、殆どの証券会社に、こうした「銘柄検索ツール」は備わっています。

しかし、その使い勝手は、全くと言っても良いくらい異なります。

では、どの証券会社の「銘柄検索ツール」が使いやすいかと言われると、圧倒的に「GMOクリック証券」のツールが使いやすいです。

GMOクリック証券
≪GMOクリック証券より引用≫

上の図は、「GMOクリック証券」の「銘柄検索ツール」の抜粋です。

このツールのどこが使いやすいかと言うと、フィルターが「赤枠部分」と「青枠部分」の2段階で出来るとことです。

どう言うことかと言うと、まずは赤枠部分で、例えばPER10倍以下、PBR1.0倍以下、自己資本比率60%以上などのように、自分の投資スタイルに合わせた指標で絞り込みが出来ます。

勿論、ここまでは大半の証券会社のツールで絞り込むことが出来ます。

GMOクリック証券」のツールが圧倒的に使いやすいのは、こうして絞り込まれた銘柄を、更に青枠部分の条件で表示する方法を選択することが出来るのです。

例えば、先ほどの赤枠部分で「PER10倍以下、PBR1.0倍以下、自己資本比率60%」と言う条件で絞った銘柄を、更に青枠部分で、例えば騰落率とか、乖離率とか、出来高などのように、更に異なる条件で並べることが出来るのです。

これは、実際に使ってみると本当に使いやすいです。

もし、既に別の証券会社で株式投資を始めている人であっても、口座を開けば無料でこのツールは使えるので、それだけでも口座を作る価値があると思います。

■SBI証券の「 チャート形状銘柄検索」

次に、スキャルピング・デイトレード・スイングトレードなどのように、特に短期売買を実施される方にとって、使いやすいツールをご紹介します。

それは、「BI証券」の「チャート形状銘柄検索」です。

短期売買をされる方は、ファンダメンタル分析と言うよりは、チャートなどを基にしたテクニカル分析が中心となります。

SBI証券
≪SBI証券より引用≫

上の図を見て頂けると分かるかと思いますが、例えば「そろそろ天井?」とか「急上昇?」と言った具合に、自分の好む形状のチャートを抽出することが出来ます。

そして、例えば「まだ上昇?」を選択すると、以下のような具体的なチャート形状の銘柄が抽出されます。

チャート形状銘柄検索
≪SBI証券より引用≫

これによって、チャートを片っ端から見て行かなくても、自分が好む形状のチャートを抽出することが出来ます。

全てのチャートを、イチから探して行くと、それだけでもかなりの時間を要してしまいます。

そのため、サラリーマンなどの副業トレーダーにとっては、かなり有効なツールとなります。

こちらもGMOクリック証券のツールと同様に、口座を開けば無料で使えるので、それだけでもSBI証券の口座を作る価値があると思います。

結構、使いやすいかと思います!

2.注文方式

そして、次が「注文方式」です。

私は、案外この「注文方式」を証券会社の口座開設する際に、重要視しました。

通常、株式を現物買いする際は、例えばA社の株式を100株、株価1,500円で購入すると言った注文を出します。

手数料を除いた金額にすると、100株×1,500円=150,000円となります。

そして、この株を2,000円になった時に利確する場合、100株×2,000円=200,000円で、50,000円の利益となります。

但し、株式投資は全ての取引で、想定通りに勝つと言うことは不可能です。

そのため、多くの会社が「逆指値」と言う注文方式を出せるようになっています。

上記の例で言うと、例えばA社の株式を100株、株価1,500円で購入した後に、株価が1,000円になってしまったらロスカット(損切り)すると言った注文方式です。

■ 「OCO注文」「IFDO注文」

ただ、私の場合は上記の逆指値だけでなく、「OCO注文」「IFDO注文」「トレール注文(トレーリングストップ)」などを良く使います。

因みに、

・「OCO注文」とは?

先ほどの例で言うと、A社の株式を100株、株価1,500円で購入した後に、例えば株価が2,000円になったら利確、1,500円になったららロスカット(損切り)などのように、2種類の注文を出しておき、どちらかの注文が有効になったらもう一方はキャンセルされると言った方式です。

・「IFDO注文」とは?

では、「IFDO注文」はどのようなものかと言うと、A社の株式を100株、株価1,500円になったら購入する。それを株価が2,000円になったら利確、1,500円になったららロスカット(損切り)すると言ったように、3種類の注文を一気に出せる方式です。

こうした注文方式のメリットは、本職はサラリーマンで、副業として株式投資を行っている人にお勧めとなります。

サラリーマンの人は、どうしても業務時間中は株価を見続ける訳にはいきません。

しかし、そうしているうちに、売買チャンスを逃してしまう可能性があります。

そう言った方には、「IFDO注文」は3種類の注文を一気に処理してくれるので、本当に使いやすい注文方式となります。

また、こうした注文方式には、塩漬け株を防いでくれると言う利点もあります。

特に初心者のうちは、損失が膨らむと損切が出来なくなって、更に損失を膨らませると言う悪循環に陥りがちです!!

しかし、「OCO注文」や「IFDO注文」は、取引システムが淡々と約定してくれますので、いつの間にか損切り(又は利確)をしてくれることになります。

私がメインで使っている証券会社はSBI証券なのですが、過去は上記のIFDO注文」「OCO注文」が使えなかったため、取引内容に応じて、敢えて「ライブスター証券」の口座を使っていました。

現在では、SBI証券でも「IFDO注文」「OCO注文」でも使えるようになったので、「ライブスター証券」の注文方式による優位性は薄れました。

但し、「ライブスター証券」はコストがかなり安いので、こうした注文方式を使って、且つコストも安い証券口座を使いたい方にはお勧めです。

いずれにせよ、サラリーマンの方で、副業として株式投資を行う場合は、こうした注文方式がある証券口座を開いておいた方が良いと思います。

そう言った意味では、「SBI証券」や「ライブスター証券」などがお勧めです。

■「トレール注文(トレーリングストップ)」

そして、最後になりますが「トレール注文(トレーリングストップ)」についてです。

そもそも、

・「トレール注文(トレーリングストップ)」とは?

先ほどの例で、A社の株式を100株、株価1,500円で購入した後に、株価が上昇を続けて行ったとします。

  1,800円

  2,000円

  2,500円

当然ですが、利益は可能な限り伸ばしていきたいところです。

こうした場合に使える注文方式が、この「トレール注文(トレーリングストップ)」となります。

例えば株価が2,000円になった場合、逆指値を1,800円に設定したとします。

つまり、2,000円の株価が上昇することなく下落に転じて、1,800円になってしまうと強制的に売却されてしまうと言うものです。

但し、「トレール注文(トレーリングストップ)」にしておくと、仮に株価が2,500円まで上昇した場合、逆指値の値も2,300円まで自動的に上昇します。

このようにして、株価の上昇に逆指値も自動的に追随していくと言ったイメージの注文となります。

勿論、逆指値自体は、大半の証券会社では可能な注文方式のため、この逆指値をこまめに手作業で上げて行くと言う方法も可能です。

但し、株価が高値を更新する毎に、逆指値の株価も修正していかなければなりませんので、時間のないサラリーマンには手間となります。

ただ、この注文方式が出来る証券会社は意外と少ないです。

具体的に言うと、以下の通りですが、「auカブコム証券」以外は、諸々制約があるので、「トレール注文(トレーリングストップ)」を使うなら、「auカブコム証券」が良いと思います。

因みに、「auカブコム証券」は聞きなれない人も居るかもしれませんが、2019/12より旧「カブドットコム証券」から名称が変更しています!

三菱UFJフィナンシャルグループの証券会社ですので安心感もあります!!

・auカブコム証券

マネックス証券
 ※トレードステーションというツールのみ

・楽天証券(トレイリング注文)
 ※マーケットスピードⅡという有料ツールのみ

・岡三オンライン証券(トレール注文・トリガートレール注文)
 ※申し込みが必要

3.取り扱っている商品の種類

次に、取り扱っている商品の種類についてです。

各会社が取り扱っている商品には、「株式」の他にも「先物」「投資信託」など扱える種類は多数に及びます。

また、日本の株式だけでなく、証券会社によっては「海外株式」についても取引が可能です。

更に、株式だけでなく「FX」などを実施したい場合は、FXを取り扱っている会社を選択する必要があります。

また、例えば原油や金などのように、商品についても興味のある方もいるかもしれません。

これを商品先物取引をしてしまうと、レバレッジや限月を初心者にはコントロールし難いため、「ETF・ETN」を用いて、商品に連動するものを売買すると言った方法もあります。

ただ、初心者の段階で、あれこれ手を出すと、全て中途半端になってしまうので、対象とする商品を選定しておいた方が良いと思います。

そう言った意味では、基本的に株式投資だけを行うのであれば、それほど「取り扱っている商品の種類」については気にする必要はありません。

但し、慣れてきたら海外の株式なども売買できるようになりたいなどの考えがあるのであれば、取扱商品の多い「SBI証券」か「楽天証券」を選んでおけば無難だと思います。

4.情報コンテンツ

次が、「情報コンテンツ」についてです。

こちらですが、証券口座のホームページをのぞいてみれば、雰囲気はつかめるかと思いいますが、思っている以上に情報の差があります。

まあ、こちらについては好き嫌いはありますが、情報量の多さを求めるならば、「SBI証券」か「楽天証券」がお勧めです。

この2社であれば、情報の鮮度も高いですし、口座を開いた人だけ読めるコラムなど、多種多様な情報を入手することが出来るようになります。

情報コンテンツを基に選ばれる場合は、一度、が、証券口座のホームページをのぞいて雰囲気を掴んでみることをお勧めします。

5.モバイル対応

そして、最後が「モバイル対応」となります。

当然ですが、昨今の株式投資は、家でPCの前に座って取引をするだけでなく、携帯などを使って取引を行う場面も多くなっています。

特に、サラリーマンが副業で行う場合、モバイル対応している会社の場合、休憩時間や移動時間に手軽に取引注文を出すことが可能です。

ただ、このモバイル対応については、基本的に殆どの会社が対応しています。

最悪の場合は、携帯電話でPC画面で立ち上げれば、移動時であっても携帯電話で取引をすることが出来ます。

ただ、画面(文字)はかなり小さくなるので、メチャクチャ見にくいですけどね・・。

まあ、こちらについては、モバイルに対応しているかだけを、確認程度に見ておく程度で良いかなと思います。

証券口座を開設する場合、どの証券会社が使い易いのか?

色々と説明させて頂きましたが、結局、どこの証券会社がお勧めなのと言う声が聞こえて来そうです・・。

私個人としては、

 ■SBI証券

 ■楽天証券

 ■GMOクリック証券

の3つから選ぶのが良いかなと思います。

やはり、「SBI証券」と「楽天証券」は総合力に優れているので、どの観点を取っても平均点以上の評価となります。

従って、「SBI証券」「楽天証券」のどちらかを選んでおけば失敗は少ないと思います。

更にお勧めなのは、追加で「GMOクリック証券」にも証券口座を開いておくことをお勧めします。

やはり「GMOクリック証券」の「銘柄検索ツール」は、圧倒的に使いやすいです。

この「銘柄検索ツール」を使えるだけでも、口座を開く価値があると思います。

その他として、「トレール注文(トレーリングストップ)」を使いたい方は、「auカブコム証券」を選ばれると良いかなと思います。

結局、おすすめの証券会社はどこなのか?

以上より、私のお勧めとしては、

・取引可能銘柄・情報・ツール等が豊富であり、失敗する可能性が低いので、「SBI証券」か「楽天証券」のどちらかを開設する。

・検索ツールが圧倒的に使い易いGMOクリック証券のも開設する。(口座開設は無料なので、開設すれば無料でツールだけでも使うことが出来ます!)

総合力の高い「SBI証券」か「楽天証券」のどちらかを開設する!

SBI証券 

楽天証券 

検索ツールを使うために、GMOクリック証券を無料で開設しておく!

GMOクリック証券

という組み合わせが最強かなと思います。

なお、もし証券口座を開いてみて、自分に合わないなと思った場合は、他の証券会社に乗り換えれば良いだけです。

従って、まずは色々と使ってみるのが一番手っ取り早いのだと思います!

勿論、口座管理料が無料であることは必須ですが!!