今後もバリュー株優位の相場は続くのか?
2024年は、年初より株価は大きく上昇してますね!
大きく利益を上げられている人も多いのではないでしょうか?
特に、半導体銘柄など、ややバリュー寄りの銘柄の上昇が目立っています!
日経平均のチャートは以下の通りで、1月から大きく急騰しています!
しかし、残念ながら私は余り利益は大きく得ることは出来ませんでした。
と言うのも、昨年の10月頃から年末にかけての上昇は大きくとれたのですが、12月頃にバリュー系銘柄は利確し、大半の銘柄の組み換えを行ったからです。
2023年の末頃を思い出してみると、米国では更なる利上げは終了したとの観測が強まり、どちらかと言うと利下げがいつになるかを模索する状況に移り変わってきました。
そのため、日米金利差の縮小に伴って徐々に円高に推移することを想定し、円高に強い銘柄で、且つ、やや安値で放置されているグロース系銘柄に組み換えを行ったという訳です。
勿論、日本も、ゼロ金利政策の撤廃と言った動きはあるため、国内で金利が上昇する懸念はあります。
当然ですが、金利が上昇すれば、借り入れの多いグロース系銘柄は収益の悪化に繋がり兼ねません。
そのため、円高のメリットは得られつつも、グロース系で借り入れの少ない好業績の銘柄を選定して投資を行いました。
とは言え、新NISAによって、年初より高配当銘柄にも一定の資金が入るだろうとの想定から、日経連動型ETFは購入をしておりました。
しかし、新NISAの大半の資金は、オルカンやeMAXIS Slim 米国株式に流れるだろうと想定し、それほど多くは日経連動のETFは購入していませんでした。
そのため、日経連動のETF自体は大きく利益は出たものの、持ち株の大半は「東証グロース市場指数」に連動するように推移し、結果として大きく利益は取ることは出来ませんでした。
因みに、グロース250指数のチャートは以下の通りです。
日経平均と比べると、年初から殆ど株価は上昇していないことが見て取れるかと思います。
今後の相場は、どのようになるのか?
今後どこかのタイミングでは、円高メリット株にフォーカスが当たる局面は出て来るとは思いますが、どのタイミングで潮目が変わるかは非常に難しいとことではあります。
当然ですが、今後の株価の推移を読み切るのは、極めて困難です!
とは言え、バリュー株も年初より急進したため、一定の持ち合い相場や、場合によってはスピード調整が入る可能性は否定できません。
その際に、グロース株も恐らくは連れ安になる可能性は高いと思います。
勿論、バリュー株投資家のように、購入方針が崩れない限りは持ち続けるというスタンスであれば、現在の持ち株もホールドしておけば良いのですが、私の場合は一定割合の損失で機械的に損切をするようにしているため、年初から余り取れなかった割には、少しドローダウンを食らう可能性は高そうです・・。
まあ、下がったところでまた購入をすれば良いのですが、ブル相場では損切後に、上手く押し目で買い直すというのは、案外難しかったりするものです。
ちょっと、迷っているうちに、スルスルと株価は上昇し、気が付いたら買いそこなうということは良くあるものです。
ですから、若干のドローダウンは食らうものの、購入時のスタンスが崩れていないのであれば、ホールドしておけば良いのだろうとは思います。
こうなると、今の損切スタンスを見直す必要が生じて来ます・・・
原状として、特に大きな損失は食らっている訳ではないのですが、個人的には、この辺りの損切のスタンスも、もう一度見つめ直さなければならなそうですね・・