株式投資は、冷静さが保てるポジション管理が重要

株式投資は、常に冷静な精神状況が保てるようなポジション管理が重要!

本日の日経平均は、781.06円のマイナスでした!

一時的には1000円近くも下落したタイミングもあり、特に今年から市場参加した人などは、大きな焦りを感じたかもしれません!?

但し、長く投資を続けて行くと、このような下げは日常茶飯事であり、それほど珍しいものではありません!

私は、3月末旬頃から徐々にポジションを小さくしていき、逆に指数に連動するインバース系ETFを仕込み始めました。

そのため、今のところ、特に大きな痛手を被ることもなく、冷静なメンタルを保てています。

株式投資では、ポジションを軽くして現金化も重要!

株式投資を行っていく中で、上手く行くと、もっと早く大きく儲けたいと思いが生じて来ます。

そして、過大なポジションを作ってしまうことは良くあることです。

勿論、コントロール出来ている状況であれば問題はありません。

但し、相場動向が不透明になって来た時は、一旦ポジションを軽くして現金化しておくのも、一つの手だと思っています。

実感されたことも多いかと思いますが、人間は多くの含み損を被ってしまうと、メンタル的に正常な判断がし難くなってしまうものです。

そのため、コントロールされた利確・損切を行って、大きな含み損を持たないようにすることは重要です。

勿論、長期のインデックス投資やファンダメンタル分析に伴う個別株の長期投資は、目先の相場動向に伴って売却する必要はありません。

しかし、相場全体の不透明感が増し雲行きが怪しくなってきた際は、ポジションを軽くして現金化しておけば、その後の動きに対して取れる方法が多くなります。

仮に、全体相場の下落に巻き込まれた場合でも、ポジションを小さくしておけば、損失は小さくなりますのでメンタル的にも冷静さを保つことが出来ます。

因みに、今回の場合は一時的な下落で、また上昇に転じる可能性は高いと考えています。

勿論、相場の動きは、誰もが分かりませんが・・

但し、これだけマーケットに資金がダブついており、且つ、AIと言うビックテーマに資金が流れ続けており、更にそれを主導しているのが体力の強い巨大企業である状況を鑑みると、このタイミングで一気に下落相場に転じると考えるよりは、一時的な押し目でまた上昇に転じる可能性があるので、そこに向けて機動的に動けるように準備しておこうと考える方が無難です。

勿論、買い出動に入る際は、焦って飛びつくのではなく、しっかりと引き付けてからにすべきですが、冷静なメンタルと資金が残っていなければ、チャンスに転じても機動的な動きを取ることが出来ません。

逆に、含み損が増えて行くのを見ているだけでは、我慢しきれずに損切をしたところが反転のタイミングだったりすることは良くあることです。

やはり、株式投資は「勝つ」と言うことは二の次で、何よりも「損失を如何に限定できるか」が重要だと考えています。

そのためには、損切は不可欠です。

また、損切が出来ずにストップ安が連続(売りであればストップ高が連続)してしまうような銘柄も避ける必要があります。

また、人にもよるかもしれませんが、短期間に乱高下を繰り返す銘柄で小さな鞘を稼ぎに行くよりも、誰もが方向性は分かっていても誰もその資金の流れは止められず、ヒタッ・ヒタッと着実に上がっていく銘柄にシンプルに乗っかる方が、簡単で危険性も小さかったりするものです。

その他にも、色々と損失限定のために重要なことはありますが、自分自身では「分からない」と言った状況や、環境的に好ましくない場合は、ポジションを軽くして現金化しておくのも、重要な観点の一つだと思っています。

まあ、相場がどうなるかは誰もが分かりませんが、常に冷静な精神状況が保てるようなポジション管理は、少なくとも投資において重要な観点であることは間違いないありません!