米国債券のゼロクーポン債を購入!今は買いなのか?
現在、米国債券は金利の上昇に伴って、債券価格が大きく下落しています。
その結果、5%を超える利率となっています。
流石に買い出動するには悪くないタイミングと考え、まずは214万円ほど打診買いをしてみました。
購入したのは、満期が2044/5/15の米国ゼロクーポン債となります。
単価は、35.67
利回りは、5.086%
残存年数は、20.5年です。
う~ん、、長い、、、
米国債券投資のメリットとは?
購入に際しての一番の判断軸は、今後の米国金利がどうなるかと言うことです。
一般的には、あと1回、0.25%の利上げをする可能性があると言われています。
ただ、直近では急激な金利上昇に伴って、各種の指標等が弱含んでおり、もう利上げは終わったと言った声も出始めています。
但し、利上げは終わったとしても、FRBとしては確実にインフレを退治しようとするでしょうから、暫くは高金利は維持するとは思っています。
しかし、かなり天井圏に来ていることは確かで、債券の買い時としては面白い時期に来ているのだと考えています。
当然、金利が下がって行けば債券価格は上がっていくわけなので、目論見通りに事が進めば、おいしい買い物になる可能性はあります。
勿論、ベストな購入タイミングを見定めるのは難しいものですが、金利の上昇がピークアウトし、横ばい若しくは低下方向へトレンドが変化していくタイミングが、債券投資には良いタイミングなのだと思っています。
そういった意味では、今はタイミング的には良い時期なのかもしれませんね!?
因みに、米国がデフォルト(債務不履行)してしまえば、資金は戻ってこないことになりますが、流石に米国がデフォルトするようであれば、世界は終わりですからね・・
米国債券投資の懸念点とは?
なお、懸念点としては、為替の影響があります。
当然、米国の金利が下がれば、日米金利差が縮小しますので、円高傾向には進む可能性は高くなります。
そのため、為替差損が生じて利益の目減りが懸念されます。
実際に、購入単価との引き換えに、150円を超えるような天井圏での為替価格となってしまっており、今後は円高に推移する可能性が高いことから、為替面では大きく利益を減らしてしまうことが懸念されます。
しかし、仮に満期まで保有した場合は、60円を切るレベルまで損益ラインは下がる予定のため、負ける可能性はかなり低いかなと思っています。(計算間違ってたらごめんなさい)
因みに、売却の際に、円に変換せず、ドルベースで保有すれば為替の影響は受けません。
そのままドルで保有して、円安になったら円に変えても良いですし、通貨のリスクヘッジの観点から複数通貨に資金を分散しておくのも悪いことではありません。
また、ゼロクーポン債は、実質的に複利で運用をして行ってくれるようなものなので、その点でもおいしいかなとは思います。
勿論、投資である限りリスクは付き物ですし、慣れていないものは、自分が把握しきれていないリスクを抱えてしまうことは良くあるものです。
ただ、試してみないと分からないのも事実なので、まずは打診買いとして試してみるのも面白い時期なのかもしれないですね!!