
ノーベル賞関連銘柄の株価動向とは?
吉野彰氏が、リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞されました。
おめでとうございます!
受賞に関連する銘柄として、旭化成(3407)の株価も上昇しました。
しかし、上昇は+19.5円(+1.76%)の小幅上昇にとどまり、拍子抜けする程度で終わってしまいました・・。
その他の関連銘柄も大きな動きはなく、全般的に寂しい値動きでした!
おめでたいことなので、もう少しご祝儀的に上昇してくれても良かったのですが・・。
そうしたら、空売りできたのに・・
あっ、嘘です!
そんな非国民じゃありません・・(笑)
米中貿易摩擦の改善に向けた協議が、進展するのか不調に終わってしまうのか?
やはり、米中貿易摩擦の対話がどのようになるかと言った、政治的な動向が見極めきれず、様子見ムードが広がっていることもあるのだと思います。
本日も、寄りつき後に、日経平均も下落に転じており、相場全体として政治動向に一喜一憂するような相場観になっています。
当然、この時期になるとノーベル賞関連銘柄へ、先回りして仕込んでいる投資家もいると思いますが、こうした先回り勢はご祝儀相場が続いているタイミングで利確をすることになります。
しかし、本日の寄りつきの勢いのない相場をみて、早めに利益確定してしまったのかもしれませんね・・!
7-9月期決算発表も始まるが・・!
さて、直近では小売企業を中心に6-8月期の決算発表が本格化しており、今月下旬からは主要企業の7-9月期決算発表が始まります。
やはり、企業業績の動向に関しては、これまでの米中貿易摩擦が、企業業績にどの程度影響を及ぼしているのかが注目されます。
以前の決算発表資料では、今後の動向が見極められないとの理由から、設備投資を据え置く企業なども多くありました。
こうした設備投資の据え置きによって、売り上げが減少している企業も想定されます。
また、ドル円の想定為替レートも108円代半ばにしている企業も多くある中で、107円~106円と、想定為替レートを超えて円高も進んだ企業もあることから、下期の業績計画見直しに繋がっていないかも危惧されるとことです。
結局のところ、直近では米中貿易協議の動向が、株式相場に大きな影響を及ぼすことになる!
まあ、何れにせよ、直近では米中貿易摩擦解消に向けた協議が、進展するのか、それとも不調に終わるのか、このニュースが一番インパクトがあるのだと思います。
ここ数日でも、楽観視するようなニュースが出たと思えば、協議が不調に終わりそうだと言ったニュースが出るなど、米中通商協議の行方を巡って情報が交錯しています。
それだけ、マーケットで注目されていると言う証拠であり、結果如何によって、株価が大きく動く可能性が高まっています。
こう言った状況なので、無理に多くの資金を投入して勝負に出ず、方向性を見極めてからエントリーした方が火傷せずに済むのかもしれないですね・・。