株式相場は、材料難で方向性が乏しい!様子見が無難である!

株式相場は、材料難で方向性の乏しい相場が続いている!

本日の日経平均は、ザラ場下押す場面もありましたが、方向感のない狭いレンジの中での動きとなり、小幅ながらもプラスで引けました。

株式相場は、8月末頃から株価の上昇が続いていることなどへの警戒感から、上値は重くなっているとは思いますが、逆に下落すれば売り方の買戻しが入るため下値も限定的な状況です。

ただ、売り方の買戻しによる上げも一巡してくると思うので、上値は重くなり下落するリスクもあります。

また、配当の権利を狙った買いは、26日に権利を確定した後に、売りに転じることも考えられるため、こちらも株価の下落を助長する可能性があります。

特に8月末頃から仕込んでいた銘柄の場合、既に含み利益も出ていることから、配当の権利が確定した後に、売られる可能性が高いのかなとも思います。

一方で、米国の金利引き下げ決定によるマーケット心理の緩和などで、引き続き金余り状況が続いていることや、ドル円相場も比較的落ち着いた動きになっていることなど、プラスにに働く可能性もあります!

方向性に乏しい相場では、様子見をしつつ、慎重な取引に専念しておいた方が良い!

ただ、上か下か、明確な方向感が見えていないため、こう言った方向性のない相場は、エントリーするのが難しい状況です。

そのため、私はどちらかと言うと様子見の状況です!!

無理をしてエントリーする必要もないですし・・。

ただ、こう言った方向性に乏しい相場環境になると、政治や経済でインパクトのあるニュースが流れると、一気に空気が一変してしまう可能性があります。

日米の中央銀行によるイベントが、特に大きな波乱が起きることなく完了したことで、直近ではの材料出尽くし感が強まり、材料難となっている状況です。

そのような状況の中で、気になるところで言うと、サウジアラビアやイランなどの中東情勢であったり、再び米中対立のの激化への懸念など、様々な要素があります。

特に、米中貿易摩擦では、20日までに開催された米中両国の次官級による通商協議では、米中の考え方の隔たりが、改めて大きいことが浮き彫りになりました!

また、中国の代表団が、米国内の農家を視察することを予定していましたが、中止すると伝わるなど、米中貿易摩擦の解消に向けた期待が、また後退してしまう可能性もあります・・!

ただ、こうした政治的な動きは、正確に読み切ることは、ほぼ不可能です!

トランプ大統領が何を、Twitterで発言するかは誰もが予想できないですしね・・。

そのため、暫くは、慎重な投資に専念しておいた方が無難なのかなと思っています!