米中貿易摩擦の加速懸念より、株価が全面安!

本日の日経平均は、マイナス449.47で、ほぼ全面安でした。

米国の金利引き下げの可能性が高まった一方で、トランプ大統領のTwitterでの発言より、米中貿易摩擦が加速するだろうとの懸念から株価が下落しています。

米中両国による関税強化の流れは、当面は収束先が見えず、トランプ大統領の発言に一喜一憂する状況が続いています。

また、為替もドル円で104円代に突入するなど、円高傾向が進んでおり、こちらも輸出をメインとした日本企業は、為替差損などが生じて来る可能性が高まっています。

このような状況の中で、積極的に中長期で株式を投資するには難しい局面になりつつあると感じています。

私も今週末に8月の投資成績は集計予定ですが、かなり厳しい結果になる予想です。

個別銘柄においても、業績予想がマイナスに振れやすい状況になっており、中長期での業績予想を通じての投資は難しくなりつつあるのかなと感じています。

しかし、エントリー時のストーリーが崩れていない中で、外部環境に流されてロスカットによる売却を進めてしまうと、市場に翻弄されるような投資になり兼ねないので判断が難しい所です。

基本的には、エントリー時のストーリーが崩れていない状況であればホールド、業績がエントリー時の想定とは違って下方修正しそうな場合は早めにロスカット、と言う戦略かなとは思ってます。

後は、やや短いスパンでの投資で、利益を積み上げて行くような投資への配分を大きくする必要もあるかなと感じています。

明らかにここ数年までの投資環境とは異なってきていると思うので、少し投資手法もマイナーチェンジしながら、市場に応じて変更するなど、柔軟に対処していく必要がありそうですね!