配当等の権利付き最終日通過によって、株式相場は下落に転じるのか?

2019年9月26日が、配当や株主優待の権利付き最終日となる!

多くの企業で、9月末(9月30日)に、配当や株主優待の権利が確定することになります。

現在は、「権利確定日」から2営業日前が権利付き最終日となります。

そのため、9月30日に配当の権利が確定する銘柄ですと、2営業日前の『9月26日』が権利付き最終日となります。

従いまして、9月27日は権利落ち日になりますので、特に高配当銘柄については売り圧力が強まることが懸念されます!

現在は、「権利確定日」から2営業日前が権利付き最終日となります。

そのため、9月30日に配当の権利が確定する銘柄ですと、2営業日前の9月26日が権利付き最終日となります。

9月27日は、配当や株主優待の権利落ち日となる!

従いまして、9月27日は権利落ち日になりますので、特に高配当銘柄については売り圧力が強まることが懸念されます!

そのため、9月27日は、権利落ち日になるので、特に高配当銘柄については売り圧力が強まります。

少し思い返してみると、8月は米中貿易摩擦などによってマーケットのマインドが悪化し、日経平均も大きく下落しました。

そして、8月末頃から売り方の買戻しや、米中貿易摩擦のマインドの改善などの等もあって、日経平均も上昇軌道に戻りました。

当然、こうした流れの中には、9月30日が配当基準日となっている銘柄の、配当権利の獲得に向けた買いも、株価の押し上げ要因になっていると思われます。

権利付き最終日通過によって、株価は下落トレンドに転じてしまうのか?

このような状況の中、本日の、日経平均株価は小幅上昇でしたが、ほぼ寄り付き天井で後場から利益確定売りに押される形で、上げ幅を縮小して引けました。

年金マネー等による配当資金の再投資の動きも想定されますし、消費税増税などによるマインドの悪化など、株価の上値が重くなる要素が多くあります。

また、8月末からの買いによって、高値による警戒感も出ているので、売りが出やすい局面になっていると思います。

当然、こうした流れに乗って、売り仕掛けをしてくる投機筋もいると思います。

そのため、9月27日の権利落ち日以降が、こうした流れに押されて下落トレンドに移行してしまうのか、それとも下落圧力を跳ねのけて上昇局面が続くのか注目の1日になってきます。