FXで1分足をベースにスキャルピング取引を行ってみた結果とは?

FXで1分足をベースにスキャルピング取引を行ってみた結果とは?

FXで1分足をベースとしたスキャルピング取引を行ってみました!

通貨は、「ドル-円」のみで行っています。

また、ロットについては、全ての取引を最小単位である「1万」で行っています。

「ナンピン」や「ピラミッティング」は、一切行っていません。

なお、スキャルピングと言っても、保有時間は人によって変わるかと思いますが、今回の取引では、1分足をベースとして、数秒から数分単位で決裁を行っています。

諸々の背景は、後からお伝えさせて頂くとして、先に結果からお伝えすると、以下のような結果となりました。

FXのスキャルピングの取引結果について

因みに、訳あって試行期間は短いのですが、4/14~4/29までの12営業日となります。

その辺りの背景は、本記事の後の方で触れたいと思います。

なお、実施期間や試行回数も限られていますので、統計としては不十分なものではありますが、その辺りはご容赦下さいね。

上記の通り、開始したのは4/14だったのですが、最初の2日間(4/14、4/15)は、SBIのFX口座で取引を行いました。

と言うのは、普段は株式投資をメインに行っており、SBI証券がメイン口座となっています。

SBI証券の口座からもFXの取引が可能であったため、そちらの口座を使ってら取引を行ったという訳です。

ただ、ブラウザベースでの取引であり、凄く使い難かったため、4/18からは使用する口座を変更することにしました!

丁度、GMOクリック証券の口座も株式投資用として使用していましたので、FXネオの口座開設することにしました。

まあ、開設と言っても、証券口座は開設済みなので、口座内でボタンを押すだけで翌営業日から使えるようになりました。

このため、4/18からはこちらの口座を使って取引を行っています。

因みに、GMOクリック証券では、「はっちゅう君FXPlus」と言うツールをインストールして取引を行いました。

ただ、操作に不慣れと言うこともあり、初日の取引では大きく負けることとなりました。

ちょっと間抜けなのですが、エントリーしたものの、決裁方法の操作が分からなかったからです・・

流石に決裁方法くらい分かるだろうと思い、マニュアルも見ずに取引を開始したのですが、決裁方法が分からず、損切が出来ずに損失がかさんでしまいました!

また、チャートの縦軸の幅(価格の幅)が、SBIとGMOクリック証券では異なり、そこに慣れるのにも少しだけ時間が掛かったというのもあります。

とは言え、それは4/18だけのことであり、翌日以降は、1日単位で言うと勝ち続きました。

しかし、唯一、4/27だけは負けてしまいました!

この日も、いつもと同様に取引を続けたところ、順調に勝ち額が積みあがっていました。

しかし、あるタイミングでスプレッドが広がり、負けトレードが数回続いてしまいました。

GMOクリック証券では、通常はスプレッドが0.2銭となっていますし、原則0.2銭と理解しておりました。

そのため、余りスプレッドが大きく広がることに対する想定が出来ていませんでした。

当然ですが、スキャルピングレベルだと、スプレッドが開いてしまうと、手数料の利益に占める割合が高まるので、期待値が一気に下がってしまいます・・

このため、数回の負け取引が続いてしまいました。

更に良くなかったは、この負けを取り戻そうと、メンタルが安定していない状況の中で取引を続けてしまいました。

それまでは、エントリータイミングを徹底的に絞って、ほぼ勝てる可能性が限りなく高い部分のみに限定してエントリを行っていました。

しかし、メンタルが安定しておらず、期待値の低いボラティリティの低い「凪」のような状況で何度もエントリーをしてしまいました。

まあ、当然、ほぼ小さなレンジで上下動する場合、上がったタイミングでエントリーすれば、直ぐに反転して損失になってしまいます。

当然、逆の場合でも同様となります。

そのため、取引を行えば行うほど損失が重なるという状況が続きました・・

そのため、その日の取引は打ち切りにし、しっかりと反省をノートに書きこんで、翌日からの取引では、負けにつながった要因を省いた取引を徹底するように心に誓いました。

また、特に短期取引では、メンタルによる影響が取引に大きく影響されるため、メンタルが安定している、程よいところで取引は終了するように心掛けました。

結果として、同様の失敗は繰り返すことはなく、翌日以降は勝つことが出来ました。

試行回数は、少ないので、更なる施行から色々と要因を分析していく必要はあるのですが、現時点の試行結果からすると、同様の取引を続けていけば利益が積みあがっていく期待値の方が高いとは感じています。

また、特にリスクリワードについては、更に改善できる余地があると思っています。

ただ、最小ロットで続けていても、手間のわりに利益が少ないですし、ロットを増やした場合の結果についても試行を重ねたいので、次回からはロットを徐々に増やして行こうと思っています。

FXのスキャルピング取引を試行した背景とは?

因みに、話が若干逸れますが、これらの取引を行った経緯についても、少し触れさせて頂きたいと思います。

私は、普段は株式投資の方をメインに行っています。

そして、取引期間は、スイング~中期取引となります。

また、取引のベースもテクニカル一辺倒と言うわけでなく、決算・材料・需給などの分析をベースにしつつ、エントリータイミングをチャートを用いながら厳選すると言った取引を行っています。

因みに、株式投資は、長期で見ると、その企業の業績推移に連動して株価は遷移していく傾向が強くなります。

しかし、特に株式投資の場合は、その企業の発行株式数にもよりますが、FXほど取引量が多いわけではありませんので、数か月レベルで見ると、「材料」や「外部環境」などに影響されて、本源価地と株価に大きな乖離が生じたりします。

特に、外部環境については、相場全体の上げ下げに影響を受けるため、個別企業の業績の良し悪しにかかわらず、短期的には株価の偏りが生じる原因となります。

そのため、スイングレベルで取引を行う場い、且つ、特定のエントリー方法に絞り込んで取引を行っている場合、勝ちやすいタイミングと負けやすいタイミングが出てしまうのです

このような状況の中で、我慢できずに負けやすいタイミングでエントリーしてしまうと、当然ですが損切が多発する事態となってしまいます。

ですから、1か月間、殆どエントリー機会がなかったということも起こりうるのです。

まあ、こればかりはやむを得ないことですし、勝ちやすいタイミングでエントリーすることが基本ですので、敢えて負けやすいタイミングで「火中の栗を拾う」必要はありません。

ただ、このエントリー出来ない(=敢えてしない)期間を、埋め合わせられたりしないかな~?というのが、今回の試行の発端となったということです。

当然、エントリー回数が限られる長めの時間軸では、取引の目的が果たせません。

ですから、難易度は極めて高いことは理解していましたが、敢えて最短に近い時間軸である1分足を選択したというのが背景となります。

また、株式でもある程度、トータルで勝てる可能性が高くなってきているので、少し手法の幅を広げたかったというのもあります。

とは言え、経験が浅い手法に多額の資金を投入しても、全て刈り取られてしまう可能性が高いため、最小ロットで試行を重ねて適性を確認してみたという状況となっています。

因みに、株式投資との相関性の強い、株価指数のCFDも考えましたが、スプレッドが思いのほか広く、また常時スプレッドも変動しているような感じだったので止めました。

結果としは、試行回数は少ないかもしれませんが、「勝ちを積み上げられる可能性はあり得る!」という結果になったと感じています。

まあ、ここ数年、さんざん空売りで踏みあげられたり、損切が出来ずに大負けに繋がったりといった経験を繰り返してきましたので、そうした経験からの改善が活きているのだとは思っています。

また、こちらは半分趣味の世界ですが、数年間に渡って、寝る前に「世界の株価」サイトから、NYダウの1分足リアルタイムチャートを見るのが、習慣のようになっていたので、それも活きているのかなと思っています。

ただ、今後もメイン取引は株式投資ですし、もっと長い時間軸で取引を行っていくのは変わらないので、FXのスキャルピングを続けるかはわかりません。

とは言え、これでやめてしまうのも、もったいない気もするので、少しずつロットを増やしながら試行は続けてみようと思っています。

また、どこかのタイミングで、結果は報告出来たらと思っています。