株価が下落する中で、一喜一憂して狼狽売りしないためには!

本日の日経平均株価も続落で、一時は600円以上も下落しました。

先物は20000円を割り込むなど、依然として不安定な値動きをしています。

ただ、ドル円の為替が106円台半まで値を戻したことや、日銀によるEETF買い観測などから値を戻し、最終的にはマイナス134.98で引けました。

個別の銘柄を見ていても、好業績の企業は外部環境に依存せずに株価は上昇していますし、売残の多い銘柄はマーケットが開いた当初は大幅に値を下げましたが、その後は需給に押されて値を戻していました。

やはり、マーケット自体は悲観的な空気感はあるものの、ヒステリックになってコントロール不能な状況に陥っていると言ったことは無いのかなと感じてます。

当面の間は、米国市場の動向や、為替の動向、米中貿易摩擦の動向などを横目に見ながらの市場動向となるのかなと思っています。

株価が乱高下する中で、一喜一憂しないためには!

ただ、私個人としては今日の下げで、資産額は少々目減りしてしまいました。

然、このような状況になった時に、どのように対処するかは、自分自身で事前にルールを決めておくべきことだと思っています。

例えば、自分自身で決めた割合まで株価が下がってしまったらたらロスカットすると言うのもありかもしれません。

逆に、当初のストーリーが崩れていない限りはホールドすると言うのもありかもしれません。

基本的に、バリュー株投資などのように、本源価値に比べて株価が割安な状況でエントリーしていると思いますが、更にそこから株価が下がるという事は、ナンピンのチャンスとも言えます。

勿論、ナンピンをすべきかと言うのは、その人の判断にもよりますが、こうしたことも含めて、どのように対処するのか事前にルールを決めておくかが重要だと思います。

株式投資を乱暴な言い方をすると・・

株の取引は、物凄く乱暴に言ってしまうと、自分が先に買った株を、後からエントリしてきた人に、如何にして高い値段で買って貰うかという事になります。

そして、売りに出ているよりも、沢山買いたい人がいれば株価は上がりますし、逆に買いたい人が少なければ株価は下がります。

こうした先回りする方法の手法として、ファンダメンタルであったりチャート分析などがあったりします。

この先回りするための手法は、ファンダメンタルでも良いですし、チャート分析でも、どちらでも良いと思います。

その人の性格や取り巻く環境等を含めて考えて、自分に合うものを選べば良いのだと思います。

こうして単純化して話してしまうと、非人間的な感じがしますし、私個人は余り好きになれない表現なのですが、少なからず株式投資はそうした要素はあるのだと思っています。

ただ、何れの方法を選択したとしても、例えば「現物株の買い」であれば、限りなく株価が上がる可能性が高いタイミングでエントリーすることになりますが、仮にその判断が間違っていたと分かれば一目散に逃げる必要があります。

一方で、一時的に自分の思い描いたものとは逆の方向に動いたとしても、それが自分の中のルールの範疇で許容できるものなら、一喜一憂して狼狽売りせずに、ホールドすれば良いのかなと思ってます。

そして、自分の判断が間違っていなければ、後からエントリしてきた人に、高い値段で買って貰えるはずです。

なので、こうした市場が乱高下する時には、その局面だけを見て一喜一憂せず、俯瞰的な視点で対処していくことが重要なのだと感じています。