株式相場はリバウンドする?今後の見通しとは?
本日の日経平均は、マイナス259.81円でした。
また、売買代金も2.8兆円と少なくなっており、かなり様子見ムードが強くなっています。
但し、テクニカル的に見ると、高値もみ合いの下限値に達しつつあり、反発が期待できそうなラインまで下がってきています。
これば、日経平均やTOPIXだけでなく、NYダウやNASDAQも同様です。
とは言え、この辺りのもみ合いの下限値を割ってしまうと、損切りやヘッジ売りが加速し、一気に大きな下落をしてしまう危険性があります!!
特に、会社員などの兼業投資家の場合は、相場に張り付いていることもできないので、帰宅したら大きな損失を被っていたなどの事態が生じる可能性も高まります!
そのため、このタイミングでリバウンドや上昇に転じることを見越して買いを入れる場合は、逆指値を入れておく方が無難です。
買い出動するには面白いかも!?
株式相場の多くの場合は、
「〇〇の方向に行く可能性が高そうなのだが、一方で△△の方向に行ってしまう可能性も否定できない」
と言ったような状況であることが大半です。
今の相場は、どちらに行くかと言うのは読みがたいのですが、どちらかに動く可能性は高そうとも言えるかもしれません。
相場は、「凪」の状況の方が儲けにくいとも言えます。
ですから、ある意味、動きの出やすい現在の状況であれば、損切と言うリスク管理をしっかりとした上で、買い出動に入るには面白い時期ともいえるかもしれません。
因みにですが、現時点のマーケとは、コロナ後からマネーストックは大きくへ減ってはおらず、依然として金余りの状況が続いています。
そのため、一旦、この辺りのレベル感から打診買いをしてみて、もみ合いの下限値を割るようならば、直ぐに逃げれるようにしておくのも一つの手かもしれません。
但し、小型グロース株が、一気に反転に転ずるかと言うと、それは難しいのかなとも思います。
米国では、各種経済指標が強く出ており、利上げが、もう一度あるかもしれないと言われています。
仮に無かったとしても、現在の高い金利が続くとみられています。
また、日本市場では低金利が続いており、どちらかと言うと金利上げの方向にベクトルは向かいつつあります。
そうなると、借り入れ比率の高い、小型グロース株は金利負担が重くのしかかる状況が続きます。
また、米国金利が高止まりすると、日米金利差も縮まらないことから、一気に円高に反転と言うシナリオも描き難い状況ではあります。
確かに、150円付近では介入懸念もあり、一気に円安と言う流れ場収まりつつありますが、一気に円高に反転するかと言われると微妙なところではあります。
まあ、このように考えると、まだバリュー株の方に資金を置いておいた方が無難なのかもしれません。
但し、バリュー株もかなり上昇を続けて来たので、こちらも上限値は限られつつあります。
現在の相場は結構難しいですね・・。
一旦、反転を期待してバリュー株等に買いを入れてみて、もみ合いの下限値を割ったら、直ぐに逃げるというのもありかもしれません。
とは言え、上昇したとしても、一気にまた上げ相場に転じるかと言うと、騙しになる可能性もあるので、その点も頭に入れておく必要があります。
なお、分からなければ、取りあえず「休む」と言う選択肢もありますが・・・。