外部環境の悪化は仕込み時だが、もう少し待った方が良いかも!

日経平均は、本日も大幅安でした。

ドル円相場も105円に突入し、日経平均は下値として意識されていた210,000円を割り込んできました。

こうした外部環境の悪化に伴う、株価の下落は絶好の仕込みどころではあります。

と言うのは、現在のように市場に金が余っている過剰流動性相場では、ある程度株価が下落して株価が安くなってくると株を買いに来る動きが出てきます。

よって、業績が安定している銘柄であれば、外部環境に引きずられて下げた銘柄を、丹念に拾っておけばリバウンドを狙える可能性は高まります。

但し、これが本格的な不景気の入り口であるならば、株価が戻るまでに相当の年月が掛かってしまうので、その場合は仕込みどころとは言えません。

ここ数年は、過去最高業績を更新する会社が多く発生しています。

しかし、今後もこうした会社が一定程度の業績を残したとしても、それだけで売り材料となってしまう可能性があります。

やはり株式市場では、業績の右肩上がりを期待する声が多く、業績の伸び率が鈍化すると、今後の成長が期待できないという事で株価が下落してしまうことが多いのです。

特に小型株はその傾向が顕著に出ます。

直近では、「円高」、「米中貿易摩擦などによる設備投資の鈍化」、「消費税増税によるマインドの悪化」など、実態として企業業績の悪化に連動しそうなものが目白押しです。

当然、一個人が景気の動向を判断するのは難しいですが、こうした悪材料が、業績にどのように影響しているかは、決算発表資料などを読むと少し雰囲気を感じ取ることが出来ます。

今回の下げは、一時的なものなのか?

個人的には、今回の下げはある程度下がると下げ幅は鈍化して、また少しリバウンドするのかなとは思ってます。

勿論、結果がどうなるかは分かりません。

ただ、こうした下げの初動では、焦ってむやみに動くのはやめた方が良いと思っています。

特にずっとレンジ相場相場などで、購入できなかった銘柄が、レンジになっていた下値を突破してしまうと、今買わないと買うタイミングを逸してしまうと思って、直ぐに買い出動してしまったりします。

しかし、こうした局面で早く動き過ぎると、リバウンドしても買値まで戻らないことが良く起こります。

なので、こういった時は、上下しながらも暫くの間は下がるものだと思って、ゆったり構えておいた方が良いと思います。

まあ、それで下がらずに上がるのであれば、それはそれで良いですしね!

と言いながら、ちょっと今日の下げで買ってしまったが・・

と言いながら、私は、今日の下げでもちょっと買ってしまいました。

まあ、全く説得力がないのですが・・(笑)

直近で、業績発表を控えている銘柄なのですが、新製品の販売目標の発表が出る可能性が高いと想定している銘柄を仕込みました。

まあ、仮に今回の発表で、販売目標に関する記載がなかったとしても、来期の業績には寄与してきそうなので、中長期でホールドすれば良いかなと思っているので、気にせず買うことにしました!

ただ、やはり業績の大幅な変動はなさそうだが、外部環境につられて下がった銘柄で、リバウンドを狙うなら、もう少し待った方が良いのだとは思います。