投資は住む場所による優位性は薄れ、手腕が結果を分けて行く!

やっと夏休週間になりましたね!

このお盆時期に、夏休みを取られる人も多いのではないでしょうか?

まさに今頃、海外に向けて出発された人もいるのかもしれません。

若しくは、海辺のビーチでリラックスしながら、ネットサーフィンしている人もいるのかもしれません。

私も海外旅行は大好きですので、羨ましい限りです・・。

まあ私は、来週もお仕事ですが・・。

皆さま、ぜひ、楽しんで来て下さいね!!

海外から日本への投資が容易になると?

さて、投資の話ですが、今ではWIFYが完備されているホテルが大半ですから、簡単に日本の証券会社にアクセスすることが可能です。

ベットに横になりながらタブレットを開いて、画面をポチポチすれば、旅行先でも簡単に投資することが出来てしまいます。

しかし、ひと昔前は、海外旅行に行った際は、ネットにアクセスするだけでも大変でした。

ホテルのロビーまで行って、そこに置いてある貸し出し用パソコンからアクセスしていたことを記憶しています。

本当に、投資家にとっては良い環境になりましたよね!

住んでいる場所における投資の優位性は薄れて行く!

ただ、このように日本人にとって海外でも手軽に投資が出来るようになったということは、逆に言うと海外の人も、自分の国以外でも簡単に投資が出来るようになったのだと思います。

また、これまでは、日本も含めたごく限られた先進国しか、ネット環境や証券口座の環境が整っていなかったので、発展途上国で環境に恵まれない方々は、投資市場に参入するのは難しい状況でした。

しかし、今は住んでいる場所が発展途上国の片田舎であっても、携帯一つあれば、投資が出来てしまう環境が整いつつあります。

勿論、投資の世界は、組み立て作業のような労働集約型の産業ではありません。

労働集約側の産業の場合は、安価な労働力が武器になりますが、投資の世界では、資本集約の世界なので、安価な労働力が優位性を発揮すると言う世界ではありません。

しかし、これだけインターネットが発展し、誰もが瞬時に均一的な情報を入手できるような状況になってくると、住んでいる場所による優位性は無くなってくると思います。

結局、投資手腕が結果を分けて行く!

例えば、日本のように賃金の高い国に住んでいる個人投資家と、賃金の低い国に住んでいる個人投資家が、同じA社の株式に投資した場合、投資結果は、住んでいる場所と言うよりは、その個人投資家の手腕の方が大きく影響すると思います。

現在でも、プロとアマチュアが、同じ投資マーケットの中で戦っているように、住んでいる場所に依存せず、同じ土俵で戦うことになります。

幸運なことに、海外の人からは難易度の高い「日本語」と言う障壁がありますので、日本の中で優位性を発揮しつつ戦って行くことは可能かもしれません。

また、日本市場は一定のマーケットボリュームがありますので、日本市場に特化して戦っても、ある程度のリターンを稼ぐことは可能です。

しかし、日本以外の海外に投資する場合は、外国語能力の高い外国人の方が、情報収集能力に長けるので、寧ろ有利かもしれません。

ただ、翻訳技術も、日々レベルアップしていくでしょうし、語学による投資の優位性は次第に薄れて行くのかもしれません。

そう考えると、こうした発展途上国のハングリー精神に満ち溢れた人達と、投資の世界で戦うことが避けられない状況になる日も、そう遠くないのかもしれないですね。

いや、もう既に始まっているのかもしれませんが・・。

今後は更にマーケット参加者が増えて、競争が激化する中、生き残っていくためには「投資手腕」を上げて行く以外は無いのだと思います。

これまでは、日本に住んでいるということのメリットを感じることも多かったのですが、少なくとも投資の世界では、そのメリットも少しずつ薄れて行くのかなとは感じています。

ただ、投資手腕を上げて行くことが、投資家として成功するための王道ならば、やるべきことは変わらないのかもしれません。

現在の自分に安住することなく、日々精進を重ねて、投資家として成長していくだけですね!