インデックス投資はやめた方が良い理由とは?なぜ個別株投資の方が良いのか?

インデックス投資をお勧めできない理由とは?

株式投資をする場合、通常であれば各企業の業績を分析したり、チャートの分析を行うことによって、投資する銘柄を選定します。

一方で、インデックス投資とは「日経平均株価」であったり「東証株価(TOPIX)」などの指標に対して投資をすることになります。

インデックス投資を進める際の決まり文句としては、マーケットは長期的にみると右肩上がりで上昇しているので、個別株を選ばなくてもマーケット全体に掛けておけば長期的には必ず儲かると言ったようなものです。

ただ、毎回、こうした決まり文句を聞く度に、

「なぜリスクを負ってまで株式投資をやっているのに、インデックス投資を選択するのか?」

と言うことが疑問でなりません。

インデックス投資は、リスク対してリターンが釣り合っていない!

そもそも、冷静に考える必要がありますが、なぜ私たちはリスクを負ってまで株式投資をやるのでしょうか?

勿論、

 「議決権を得て会社に対して発言権を増したい。」

とか、

 「会社を買収するために、その企業の株式を取得したい。」

とか、そういった理由が無いこともありません。

しかし、このサイトを見て頂いている方は、シンプルに言ってしまえば、株式投資から利益を得るためにやっていると思います!

もっと、シンプルに言ってしまうと、株式投資で儲けたいはずです!

だからこそ、必死になって株式投資について学び、リスクを負って自分の貴重な財産をマーケットに投じているはずです!

当然、このようなリスクを負っているからには、相応のリターンを期待できないのであれば、そもそも株式投資をやる意味がありません。

インデックス投資が、長期的に必ず儲かると言うのは本当か?

では、このインデックス投資は、リスクはないのでしょうか?

長期的に投資をすれば、必ず儲かるのでしょうか?

答えは「NO」です。

例えば、日経平均は1989年12月29日 最高値 38,957.44円を付けています。

しかし、それ以降、一度も最高値を更新したことはありません。

バブル崩壊後、既に30年以上が経っています。

30年と言うと、決して短い期間ではありません。

しかし、仮にこの時期にインデックス投資をとして、これを長期で保有したとしても資産は目減りしていることになります。

多くのインデックス投資を進める場合、経済は右肩上がりで拡大しているので、長期的にインデックスに投資すれば必ず勝てると言われたりします。

しかし、私たちの寿命は限られています。

更に、株式投資で勝負できる時期も、100年も200年もある訳ではありません。

このような状況の中で、 100年も200年を平均した数値が、私たちの現実的な投資の中で、どれほどの意味を持っているのでしょうか?

当然ですが、私たちが現実的に投資をする期間において、株価指数が上昇するのでなければ、殆ど意味がありません!

しかし、実態問題として、バブル崩壊後から30年間の間、日経平均が最高値を更新していないことからも分かる通り、私たちが株式投資で勝負をかけれる期間の株価指数を平均すると、かならず右肩上がりになっていると言えるないのです!

インデックス投資も、 いつまでに、どのようなリターンを得たいのかを、しっかりと決めた上で取り組む必要があ る。

特に初心者が投資を始める場合、インデックス投資は、銘柄選択の必要がないため、安易に選択してしまいがちです。

しかしインデックス投資と言えども、投資であるからには、いつまでに、どのようなリターンを得たいのかを、しっかりと決めた上で取り組む必要があります。

「投下できる期間」と「得たい目標額」が決まれば、自ずと取るべき投資手法が決まってきます。

この取るべき投資手法が、諸々検討した結果として、インデックス投資にするのであれば、それはそれで問題ありません。

しかし、繰り返しになりますが、私たちが株式投資で勝負できる期間は限られています。

この限られた期間の間に、選択したインデックス投資によって、求めるリターンを得られるのでしょうか?

そのためには、日経平均はどの程度上昇しなければならないのでしょうか?

こうした、求める結果を得られる可能性が限りなく高い状況でなければ、投資に踏み切ってはいけないのです。

そもそもですが、インデックス投資の場合は、、複数の銘柄を組み合わせて指数に連動した値動きをするため、大きなリターンは望めません。

簡単に言ってしまえば、マーケットにある主要な株式の平均値といった結果になってしまいます。

仮に、上昇相場であった場合でも、得られる利益は平均レベルとなります。

それでも収益が出ているので良しとすべきかもしれません!

しかし、マーケットが下落相場になったりすると、収益はマイナスになってしまいます。

確かに、マイナスも平均的なものとなります。

しかし、多くの人が大きな損失を被っている中で、自分は中間的な損失に留めることが出来たとしても、それを喜ぶことは出来るでしょうか?

結局のところ、冷静に考えてみれば、資産が減生じている事実は変わりないのです!

リスクを負ってまで、インデックス投資をする意味は無い !

因みには、私はリスクを負ってまで、インデックス投資をする意味は無いと思っています。

と言いながら、株価が高値圏にある場合は、ETFでインバース系の銘柄を購入する場合もあります。

しかし、ベースは個別株による投資です。

理由は、シンプルです。

それは、リスクを負ってまで株式投資をするからには、マーケットの平均よりも上のリターンを求めているからです。

当然ですが、勉強も真面にせずに、個別株で勝負する場合、大きな損失を被る可能性があります。

更に、必死に勉強したからと言って、必ず勝てると言う保証もありません。

ただ、必死に勉強し、リスクを負って自分の貴重な財産をマーケットに投下し、これらの投資経験を積み重ねて行くと、勝てる可能性は高まって行けると考えています。

少なくとも、私自身は1年前や2年前の自分と比較した場合、明らかに成長していることは確かです。

当然ですが、個別株投資をする場合は、銘柄選定が必要ですから、分析能力が向上します。

また、個別株などをしていると、例えば損切りなどの場合、自分のマインドに反する行為を、規律的に行わなければなりません。

この場合、強烈な痛みが伴いますが、これらを克服していくと、資産管理などの能力が劇的に向上していきます。

しかし、インデックス投資をしている場合、こうした資産管理能力であったり、個別株の銘柄選定能力が高まることはありません。

こうなると、インデックス投資を通じて、億超えなどは夢のまた夢です!!

勿論、インデックス投資を選択される方は、億超えなどは狙っていないのだと思います。

現在の給料に、ちょっとしたプラスの副収入があれば良いのだと思います。

であるならば、態々、資産がマイナスになる可能性のあるインデックス投資を選ぶ必要があるのでしょうか?

リターンは少ないですが、元本の保証されている資産ではダメなのでしょうか?

もし、インデックス投資を検討されている方がいらっしゃる場合は、少なくとも自分の求めるリスクとリターンに合致しているものなのかについて、事前に考えてから踏み切ることをお勧めします!