昨日は、日経平均の連騰が止まりマイナスとなりましたが、本日の日経平均はプラスで引けました。
FOMCでは、想定通り金利引き下げが決定!
FOMCでは、市場の想定通り金利の引き下げが決定しました。
特段のサプライズもなかったものの、パウエル議長が今後のさらなる緩和にも含みを持たせたこともあり、日経平均は反発して始まりました。
但し、連日の連騰で上値への警戒感が出ていることや利食い売りなども絡んで、日経平均は上昇幅を狭める形で終了しました。
イランへの制裁強化など、中東の緊張感が増している!
そのような中、トランプ大統領が、イランに対する制裁を「大幅に強化する」と警告しており、中東の緊張感が増しています。
具体的にどのような制裁が出て来るのか不明ですが、偶発的な衝突が大きな軍事行動につながる可能性も否定できません。
もし、軍事行動が伴う事態になってしまうと、まずはペルシャ湾のタンカーの航行に支障をきたすことから、原油価格の大幅な上昇が懸念されます。
このような状況になると、世界経済にとっても大きな影響を及ぼすことから、株価も大きく下落してしまう可能性があります!
引き続き注視が必要な状況です!
日本株は個々の銘柄も、株価上昇が続いている!
こうした、政治的な状況とは別に、日本株の状況を見てみると、かなり個別株レベルまで株価が上昇がしているように見受けられます!
思い返してみると、これまでの株価のリバウンド局面では、例えばファーストリテイリングなどのような、日経平均への寄与率の高い銘柄は上がっているものの、個々の株はそれほど上がっていないということが発生していました。
そのため、日経平均の戻りと比べて、思いの外、保有資産の含み益が増えないと言った状況だったと思います。
しかし今回は、個々の株も含めた全般に対して買いが入っていることから、全般的に含み益が増えている人が多いのだと思います。
但し、8月に売りに転じていた人たちによって売り残が増えてましたが、9月末までには買い戻してしまう人も多いと思います。
また、配当の権利確定後の株価の売却なども想定されます。
従って、10月以降も、こうした株価の上昇が続くのかは不透明な状況だと思います。
そう言った意味では、ある程度、利益が出ている銘柄は、欲張らずに9月中に売却してしまうと言うのもありなのかもしれませんね!