株式投資を始めたが、儲けられないと悩む人が、勝てるようになるまでのステップとは?

株式投資を始めたけど、全然、儲けることが出来ない!

そんな状況に陥っている方は多いのではないでしょうか?

私の経験からですが、一部の天才を除いて、基本的には以下のようなステップを経て、次第に利益を出せるようになっていくのだと思っています。

株式投資における第一ステップ

まずは第一ステップです。

そもそも、株式投資と言っても、取り得る手法は様々です。

バリュー株・成長株投資・ブレイクアウト、大型株・小型株、スキャル・デイ・スイング・中長期投資、ファンダメンタル・テクニカル等々、数えるときりがありません!

更に同じバリュー株投資であっても、エントリー方法やエグジット方法、ロスカットの方法など、取引手法は多岐に及びます。

まず予備知識が少ない初心者が、株式投資を始める場合は、書店に売っている株式投資関連の本や、インタネット情報などを基に、自分なりに「これだ!」と思った手法を選択して取引を開始することとなります。

しかし、本やネット情報の著者と、自分とは性格も違いますし、置かれている環境も異なります。そのため、見聞きした情報に基づいて取引を開始したものの、運良く勝てる時もありますが、思わぬ損失を被ってしまう時があったりと、安定して利益を出していくことが難しいことに気が付かされます。

そのため、見聞きした情報に基づいて取引を開始したものの、運良く勝てる時もありますが、思わぬ損失を被ってしまう時があったりと、安定して利益を出していくことが難しいことに気が付かされます。

このタイミングでは、色々と手法を模索している状況のため、他にもっと勝てそうな手法を見つけると、そちらの方が良いのではと感じて、コロコロと手法を変えてしまったりします。

そうなると、当然ですが、安定して勝つことは極めて難しい状況に陥ります。

と言うのは、例えば、当初はバリュー投資で株式を購入していたのですが、ブレイクアウト投資の方が良いと感じて切り替えたとします。

手法を切り替える際に、全ての持ち株を売却して、綺麗さっぱりの状況でスタート出来れば良いのですが、大抵の場合はポートフォリオにバリュー投資時に購入した銘柄が残ったままになっています。

そうなると、バリュー投資とブレイクアウト投資では、買うべき銘柄もエントリータイミングも全くことなりますので、バリュー投資銘柄は放置され気味になります。

すると、ポートフォリオに塩漬け株が出来上がってしまい、仮にブレイクアウト投資で利益が上げられても、塩漬け株が足を引っ張ると言った図式が出来上がってしまいます。

更に、手法は一つ二つでは収まらず、コロコロと何度も変えてしまうと思うので、ポートフォリオが歪な状況となってしまいます。

結果として、足を引っ張る銘柄が増えて、利益がコントロール出来ない状況になってしまうのです。

よって、勝っている時もあるものの、安定して勝てないと言う状況に陥ってしまうのです。

大半の人は、この第一ステップを実践していく中で、当初自分が想定していたよりも利益が得られないので、第二ステップに行く前に、株式投資から離脱してしまうのだと思います。

因みに、株式投資における第ゼロステップもあります・・

因みに、この第一ステップにも至っていない、第ゼロステップと言うのもあります。

これは、何も試行錯誤せず、ただ何となくズルズルと株式投資を続けている状況です。

しかし、これが全く勝てないかと言うと、そうでもない所が株式投資の怖い所でもあります。

例えば、アベノミクス初動の頃は、適当にダーツを投げて銘柄を決めて、ずっと持ち続けていたとしても、かなりの確率で勝てたと思います。

ただ、残念ながらこうした試行錯誤せずに利益を出したとしても、環境が変われば全く儲けられなくなるばかりか、下手に資金を持ってしまったが故にロットを大きく張ってしまい、株式市場から退場を余儀なくされる場合もあります。

いずれにせよ、この第ゼロステップは論外なので、この辺で触れるのはやめておきます。

株式投資における第二ステップ

次が第二ステップです。

第一ステップで試行錯誤した結果、「この手法であればトータルして限りなく勝てる可能性が高いので、この手法で取引を実践していくぞ!」と、迷いが無くなり、腹を括れた状況がこのステップです。

因みに、このステップでは、手法は少なくしておいた方が良いと思います。

決まった手法に基づいて取引を続けて行ったとしても、上手く勝てる時もありますが、それでも負けてしまう場合もあります。

負けた原因が、例えばエントリータイミングが悪かったとか、マインド面で迷いが出てロスカットが遅れてしまったとか、ちょっとした判断のズレが負け取引に繋がったりします。

しかし、投資手法を絞ることで、失敗の原因を分析しブラッシュアップし易くなります。

因みに、経験値が浅い場合は、たった一つの想定していなかった問題から、思わぬ損失を被ってしまうことが発生します。

そのため、このタイミングではロットは一気に大きくせず、失敗から得た経験を基にを、愚直にブラッシュアップしていくことで、少しずつ利益が出るようになっていきます。

但し、第一ステップで試行錯誤した結果、歪なポートフォリオのままになっているならば、いくら腹を括った手法で利益が出始めても、損失で相殺してしまう状況になってしまいます。

従って、上記の取引とは並行して、歪になったポートフォリオの整理は不可欠になります。

但し、この際に残っている銘柄は、大半は含み損を掛けていると思われるので、整理には痛みを伴います。

しかし、こればかりは避けて通れないので、腹を括って整理をする以外に道はありません。

株式投資における第三ステップ

そして、次に来るのが第三ステップです。

第二ステップで、愚直に固定された手法を用いて取引を続けて行くと、次第にマーケットの癖や自分の性格などが把握出来てきます。

ここまで来ると、ある程度、高い確率で、トータルすると利益を出せると言った状況に近づいて来ます。

更にある程度手法を絞ることで、銘柄やチャート分析であったり、銘柄選定などが、ルーティーンのように効率的に行えるようになってきます。

そうなると、無駄なことをしなくても良くなってくるので、効率的に時間を使うことが出来るようになってきます。

こうなってくると、粛々と取引を継続しつつ、結果を基にブラッシュアップを続けつつ、利益を積み重ねて行けば良い状況となります。

株式投資における第四ステップ

しかし、良い時期がずっと続くことはなく、次に第四ステップと言うのもが来てしまいます。

それは、環境の変化や、自分のマインドの変化に伴って、その手法が続けられなくなったり、儲けが出なくなったりするステップです。

第四ステップの原因:マインドの変化

自分のマインドについては、例えば私の場合、過去に中長期投資によってある程度勝てると思える状況に至った時期がありました。

それは、単純に言ってしまうと、不景気のどん底で割安株を仕込み、景気回復とともに利益を得ると言う方法でした。

私の記憶では、昔の方が好景気・不景気の周期が短かったのと、株価の上下幅が大きかったので、利益の絶対額が十分だったかは別として、ある程度安定して勝てると言える状況になった時期がありました。

しかし、直近のアベノミクスのように高値圏に株価が固定されてしまうと、それまでと同様の基準で、銘柄を仕込むことが出来なくなってしまいました。

また、サイクルが長いわりに、リターン率が低いので、成功したい年齢から逆算した場合、その年齢までに資金が到達できないことに気が付きました。(気づくのが遅すぎるのですが・・)

更に、サイクルが長すぎると、取引~検証のサイクルが回す時間が長くなるので、自分の投資スキルの上達に限界が生じて来ました。

こうしたことから、手法に限界を感じたという訳です。

そのため、私は2017年に全てを捨てて、第一ステップから、一からやり直すことにしました。

もっと早く、見直すべきだったという後悔はありますが、それを今言っても仕方がないので、このタイミングで気が付けただけラッキーだったと思うようにしています。

いずれにせよ、上記は、一例にすぎませんが、メンタル面の変化によって、それまでの第三ステップの取引を続けることが難しくなることもあるのです。

第四ステップの原因:投資環境の変化

次に、第四ステップにおける「投資環境の変化」についてです。

アベノミクス初動から投資をスタートされた方は多いと思いますが、本格的な下げ相場は経験されていない方も多くいるかと思います。

勿論、アベノミクス中にも、若干の上げ下げは発生していますが、景気の後退局面の下げ相場や、地面を這いつくばるような底値の相場などでは、現在の取引環境とは全く異なる状況なる可能性があります。

地面を這いつくばるような不景気時代などは、株式投資などに見向きをする人は少なくなります。

すると、本当にびっくりするくらい、割安株が放置されるのですが、企業業績が改善すると言った空気感が全くありませんので、割安株を仕込んで長期でホールドしようと考えて市場に参入する人も限られます。

また、下げ相場になれば空売りをすれば良いのでは?と思われる方も多いかもしれません!

しかし、リーマンショック時によく聞かれたのは、あれだけの下げにも拘わらず、空売りを仕掛けると踏み上げ相場で担ぎ上げられてしまい、ロスカットすると株価が下落するという悪循環に陥っている人も散見されました。

このように、マーケット状況が大きく異なってくると、これまでの手法が通用しなくなる可能性が出てきます。

このような場合、取引量を小さくして損失を回避するように動くとか、手法を変えて柔軟に対処するなどがありますが、柔軟に対処すると言うのはそれほど容易なことではありません。

ただ、こうしたマーケットの変化が、もう近くまで来ていることは確かだとは思いますが、そこをどのように乗り切っていくかで、投資家としての手腕が問われるのだと思います。

第一ステップを乗り越えると、成功が見えて来る!

長々と書いてしまいましたが、大半の方は「ステップ1」で、思ったように稼げないと悩んでいる方が多いのだと思います。

ただ、それは当然のことであり、どうしても乗り越えないといけないステップなのだと思います。

それを乗り切って、第二ステップにたどり着ければ、第三ステップへの道は、自ずと見えて来るのだと思います。

少なくとも、第ゼロステップで何の疑問も感じずに取引を行っている人と、第一ステップで悩みながら取引を続けている人では、雲泥の差があるのは確かです。

第一ステップで、儲けられない状況を我慢して乗り越えられるかが、投資で成功出来るか?出来ないか?を分ける、大きな分かれ道になるだと思います。