株式投資で1週間で120万円の損失!その理由とは?

株式投資で1週間で120万円の損失!その理由とは?

株式投資において、4月6日からの一週間で120万円程の損失となりました。

まあ、120万円と言う損失が大きな額なのか、それほど大した額ではないのかは、人それぞれだとは思います。

私にとっても、退場に繋がるような額ではありませんが、負け方が悪すぎたなと深く反省をしているところです・・!

4月3日にサプライズ的な形で、菅首相が次回の総裁選挙に出馬しないと言う表明がありました。

これにより、4月6日からの一週間は株価が大きく値上がりしました。

このような株価の急騰にもかかわらず、なぜ大きく負けてしまったのか?

それは、・・

空売りをしていたからです!!

一週間で120万円の損失を出した原因とは?

まあ、今のような高値圏において、更にブレイクを狙って高値を狙っていくのか、逆に下落を狙って行くのかは人それぞれです!

どちらにも一長一短があり、どのやり方が正しいというものは無いと思っています。

個人的には逆張り思考なので、高値から更にブレイクを狙て行くと言うのは、下落リスクを鑑みると余り好みではありません。

そのため、ショートを中心に取引が続いたと言った状況でした。

実際に2021年に入ってからも、連戦連勝続きで、勝率は9割近くに及んでいました。

ただ、それはある意味当然と言えば当然であり、違う角度から見ると、危険性もはらんだスタンスで取引を続けている状況となっておりました。

ここで言う危険性とは、相場のことではなく、私の取引のスタンスの問題です!

ざっくり言ってしまうと、以下のような感じです。

パッと見て貰えると分かるもしれませんが、②を損切りラインとする場合「利小損大」な取引となっていることがわかるかと思います。

少し説明させて頂くと、仮に①の位置でエントリーした場合、③の位置、若しくは③の少し上レベルで損切りするのが一般的です。

当然、⑥がどの程度の利幅になるかは実際に取引を行ってみなければ分かりませんが、③を損切りラインとした場合、少なくとも⑤と比べて⑥の方が幅が大きくなる可能性が高くエッジのある状況となります。

ただ、その分、下落に転じるタイミングをピンポイントで掴んで行かなければ、損切りが多くなってしまいます。

ただ、勝率や⑤と⑥の比率は、取引者の実力や相場環境などによる部分が大きいため、微修正を加え続けながら、ここをトータルでプラスに持って行くと言うのが基本戦略になるはずです。

しかし私の場合は、損切りラインを②のように大きくすることで、損切り迄の幅を広げることで勝率を高めていたという訳です。

ただ、①のポイントから⑥の方に株価が推移する場合、ある程度の利幅を期待することが出来ます。

しかし、⑤だけでなく⑥エリアまで株価が上昇し、そこから⑥ラインまで切り返す場合、高値から既に大きな下落を伴っていますので、利確や損切りなどによる反発が①ラインから近い位置で起きる可能性が高まります。

そのため、⑥エリアまで来た場合でも、時間が掛かったうえで、更に利幅が思いのほか取れないと言うことが起きてしまいがちです。

ただ、既に業績などからすると到底説明の出来ないような株価から、更に急騰するため、需給が改善されるとやはり株価は下落する可能性が極めて高くなります。

そのため、必然的に勝率は高まります。

更に、②のラインだけはしっかりと守って損切りをすることで、ある意味「コツコツドカン」ではあるものの、トータルで勝っていると言う状況を保っていました。

このような状況もあり、実際に月単位の結果では、ほぼ負けていない状況がずっと続いていました。

では、今回、なぜ負けてしまったのか?

それは、、、

気の緩み!?

です。。。

「ふざけているのか!?」と言われそうなので、ちょっと説明を続けさせて頂きます・・

直近では、高値圏に位置しているとは言え、日経平均もやや右肩下がりのトレンドとなっており、ショートを狙うには意外とやり易い相場となっていました。

そのため、先ほども述べたとおり連戦連勝状況が続いていました。

そのような中で、別の記事でも書いてますが、戸建中古不動産の購入~リフォーム~入居者募集などを行っており、株式投資への集中力が途切れてしまっていました。

2棟目となる中古戸建不動産を現金一括で購入してきた! | 株式投資で億超えを達成し、脱サラリーマンを目指す!

決して、株式投資を疎かにしたと言うつもりはなかったのですが、明らかに不動産投資の方の熱量が勝っている状況が続いていました。

このような中で今回の株価の急騰があり、本来であれば④の位置で損切りを行うべきでしたが、気の緩みから一瞬の判断が遅れてしまいました。

僅か、数日の損切り判断の遅れから、想定より大きな損失に繋がってしまったという訳です。

ただ、何らかの事情で取り引きが出来ないことは、あり得るものです。

また、人間のメンタルは繊細なので、やはり集中力が途切れた状況ではメンタル的な理由から損切りを躊躇してしまうことも想定されます。

ですから、機械的な損切りを設定は不可欠です。

更にまずかったのは、やはり構造的に、このような状況が起き得るという手法で取引を行っていたことです。

当然ですが、「コツコツドカン」とは、「ドカン」の額が大きくなると、それまでの多くの勝ち分を上回るような損失を被ってしまいます。

ですから、やはり「損小利大」をベースとした取引を行うべきだと考えます。

勿論、銘柄や需給、相場環境などによって微修正は必要なものの、やはり③の位置で損切りを行って、損小利大をベースとした取引を行うべきだと思います。

その為には、①のエントリータイミングや理由等の精緻化は不可欠です。

と言うこともあり、エントリータイミング(&理由)と損切りラインに関する、取引ルールの再見直しを図りました。

また、取引のロットも少し小さくし、取引実績の統計を取りつつ、有効性について検証を行っていくつもりです。

まあ、こうしてある程度手法は絞り込みつつ、微修正を続けながら改善を図って行くしか無いですからね・・!

因みに、どうでも良い話ですが、「ショート」ばかりしている訳ではないので、その旨も追記しておきますね・・(笑)