ウクライナ情勢で金利が低下する中、金融関連株の仕込みを実施!

ウクライナ情勢で金利が低下する中、金融関連株の仕込みを実施した理由とは?

本日は、金融関連の銘柄を少し仕込みました。

「金融関連の株って、下がってるじゃん!」

と言われそうですね!

まあ、おっしゃる通りで、ちょっと前までは金融株は空売りをしてました・・

ちなみに、空売りを仕込んだのは、2月18日になります。

思い返してみると、今年の1月頃より、相場は全般的に下げ基調となっておりました。

ただ、そのような中で、資源高や利上げ懸念などから、資源株や金融株は堅調に伸びていました。

このような中、2月に入ってウクライナ情勢が怪しくなってくると、金利が一時的に低下するだろうとの想定をしました。

そのため、金利低下によって、一時的に金融株が売られることを見越して、空売りを仕込んだという状況です。

まあ、少額ではありますが・・

ちなみに、T&Dホールディングスは、「膿み出し」のために一時的に決算が悪化していました。

ただ、決算直後の株価の動向から、マーケットでは余り悪材料としてとらえられていない模様です。

しかし、比較論として少しでもリスクヘッジの観点から、悪材料があるものを選定したといった具合でした。

結果論から言うと、銀行株・保険株など、金融株全体が金利低下を嫌がって、株価は下落したため、結果論から言うとどれを選んでもよかったのですけどね(笑)

まあ、こうした保険には保険をといったスタンスは、投資の世界において大切なんだろうなとは思っています。

で、そのような状況の中、なぜ金融株を仕込んだのか?

理由は、FOMCなども直近で控えており、また金利の上昇が注目を浴びてくるだろうとの目論見もあり仕込んでいます。

結局、日本の金融株に投資をしているので、米国の利上げがあっても、日本の金融関連企業への業績影響は限定的ではあります!

それよりも、長短金利差の方が影響が大きいですが、そちらによる影響も限定的だと思います。

ただ、依然として過剰流動性相場が続いている中で、機関投資家もどこかには再投資をしていかなければなりません。

既に旬が過ぎているハイテク株には、昨年のようには資金は回しがたい状況が続いていくと思っています。

他方、資源高は依然として上昇傾向は続いていくと思いますが、既に大きく上昇をしている銘柄も多く、短期的な値崩れを食らってしまう可能性があります。

金融株に関しては、上記でも述べた通り、米国の利上げによる業績の影響は限定的かもしれませんが、インフレは傾向は変わらず、世界的には利上げ傾向は続いていくと思っています。

このため、金融株に対するマーケットの印象は良好な状況が続いていくと思っています。

よって、短期的な金利低下が収束し、また上場傾向に転じると、金融株も切り返すかなといった想定をしたという状況です。

まあ、間違っていれば、損切をすれば良いだけですしね・・