ダブルスコープ(6619)の株価急騰・暴落の背景とは?

ダブルスコープ(6619)の株価急騰・暴落の背景とは?

ダブルスコープ(6619)の株価は、5月12日以降、大きく上昇をしてきました。

理由ですが、上昇の背景としては、5月12日の取引終了後に発表した22年12月期第1四半期の決算は、営業利益が4億3900万円の黒字と、大幅な伸びを示したためです。

上記に加えて、SBIホールディングスが、ダブル・スコープの株式を300万株を上限に取得することを発表したことが、株価上昇の要因となっています。

ただ、本日は前日終値の1100円から7%も下落し、終値が1023円まで大きく下落することになりました。

では、私はこの間、どのように取引をしていたのか・・?

余り大きな声で言うと怒られそうですが、24日・25日に分けて空売りを仕込んでいました!

と言うのも、5月12日に発表された「自社株価予約取引契約の締結に関するお知らせ」資料によると、SBIによる買い付けは1株当たり1000円を上限とすると記載されています。

更に期間は、5月31日までとなっています。

発表の翌々営業日の5月16日には、大半の取引が1000円を超えてしまっておりました。

そのため、これ以降はSBIによる長期的な保有と言うよりは、株価上昇に伴うイナゴ買いがメインであると想定できます!

数営業日ほど、株価の動向をうかがっていましたが、5月20日(金)から5月23日(月)にかけて、日証金ベースの信用買い残が435,400から1,161,900に跳ね上がっておりました。

信用データで言うと、信用買い残が8,032,700にも及んでいます・・

流石に多すぎる!!

とは言え、時価総額の比較的小さい、材料株のイナゴ上げは極めて危険ではあります。

そのため、丁度在宅ワークだった24日のザラ場で、仕事の合間をみつつ、株価の売買動向をウォッチしていました。

すると、やはり上昇パワーは、弱含んでいる状況が見て取れます・・

まあ、これだけ信用買いが増えていて、SBI証券の買いが残っていたとしても入ってこない価格帯なので、普通に考えれば頭打ちになるだろう!

と想定し、一応、損切も念頭に入れながら、24日と25日に分けて空売りを仕込みました。

SBI証券が、5月13日と5月16日の朝一に、どの程度購入できたかは不明ですが、恐らくはほぼ1日で購入しているとは思えないため、購入余力は残っているものと想定されます。

ただ、5月31日を過ぎてしまうと機関による買い支えが無くなるという不安心理から、徐々に株価は下落してくるかなと思っていました。

結果として、本日大きく下落したといった具合でした。

まあ、1000円を割り込んでくる金額になると、SBIにより買い支えが発動する可能性があるので、一旦は下落は小康状態になる可能性はあります。

ただ、大量の買い残を消化しきれなければ、その後も大きく下落する可能性はあります。

とは言え、5月12日の報告書にも「本契約終了時において、当社として、自己株式の取得をすることを予定しています。」とも記載されていますし、SBI証券が期間中に充分に購入できなかった場合は、新たに購入に向けた材料が発表される可能性も否定できません。

と言うこともあり、深追いはせずに、早々に離脱する予定です。

恐らくは、当面の間は材料を基に、急騰相場が続くと思うので!!

【結果:5月31日に追記】

上記を記載の翌週月曜日は、株価は大きく戻しました。

但し、私は当初からの予定通り、朝一で撤退してしまっているので影響なしでした!

まあ、今回は上に飛んでしまうリスクがあったので、余りロットは貼っておらず、利益の絶対額としては大したことはないのですが・・

一応、証拠として、証券会社のの画面コピーを載せておきますね!

株式投資は、ファンダメンタルを組み合わせることで優位性を向上させることが可能!

因みに誤解のないように言っておきますが、空売りを推奨しているわけでもありません。

ただ、株式投資の良いところは、しっかりと適時開示情報などを読み込み、マーケットの需給を見続けていくと、一時的に歪が生じることが多々あります。

そのため、株式投資では、仮にスイングレベルの期間での取引であっても、こうしたファンダメンタルを組み合わせることで優位性を向上させることが可能となると考えています。

そして、そこが株式投資のメリットの一つなのだと思います。

他方、例えばFXの場合ですと、貨幣そのものの取引となりますので、対象となる商品の流通量は、企業の株式発行数と比較すると圧倒的な差があります。

そうなると、FXにおける需給の分析は非常に難しくなります・・

また、歪が生じた場合でも、早々に解消されてしまう可能性が高まります・・

勿論、FXでもファンダメンタル分析の観点はありますが、分析対象が「企業」と「国の通貨」では全くレベルが異なります。

そのため、個人投資家レベルが、一国の貨幣におけるファンダメンタル観点を、正しく分析しきるのは容易なことではありません!

そのため、FXではテクニカル分析の方が主流になっているのだと思います。

現在のように、ロングの長期目線での取引が難しい状況になってくると、ロング・ショートはさておき、こうした一時的な歪から収益を得ていくというのも、一つの手段なのかもしれませんね!!