取引回数を減らしても、厳しい指値でエントリーすべきか?甘めの指値で取引回数を増やすべきか?

私はこれまで、中長期の投資をずっと続けて来ました。

成長株とバリュー株のどちらも実施して来ましたが、現在はほぼバリュー株(と単純に括れませんが)の方が主力取引になってます。成長株投資はほぼやってません。

理由は、多々ありますが、そもそも業績分析は難易度が高いと思ってますが、規模の小さな会社が長期で大化けすることを読み切ることは、本当に難しいことだと感じているからです。

どうしてもホームラン狙いの投資となるため、当たった時のリターンは大きいのですが、リターンまでに時間を要してしまうことになります。なお、単純に成長株投資がリスクが高いとは思いませんが、やはり好業績の低位株の方が下落リスクは限定的だと思います。

現在の私の状況からすると、大きなリターンを目指すというよりは、下落リスクを抑えつつ小さな利益を堅実に積み重ねて行きたいと考えているため、現在は成長株投資は余り行っていません。

ただ、この辺りの話を始めると長くなるので、またの機会で投稿させて頂くとして、今日は最近、意識して進めている「短期取引」の方について触れさせて頂きたいと思います。

最近は、短期での株式投資を意識的に増やしている。その結果は如何に?

以前の投稿でも触れさせて頂きましたが、最近は中期での取引と並行して、短期間での投資を検証も兼ねて小ロットで取引してます。

2017年に手法を見直して以来、この2年間でも短期間での取引自体は実施してきたのですが、特にこの7月からは意識的に取引回数を増やして、自分の主力取引の一つと出来るかを検証中です。

7月の詳細は、月末に報告をさせて頂く予定ですが、2勝2敗と3継続中となってます。

結果を見て、まず思うことは、「取引回数が少なすぎる!」と言った状況です・・。

別に、取引回数を多くすれば良いと言うものでないのですが、今月末まで良くても、あと数エントリー位だと思うので、殆ど検証と言えるほどのサンプル数が集まらないと思われます。

理由ですが、どうしてもサラリーマンをしているので、ザラ場中に株価の推移を見ながらエントリー・エグジットをする訳にはいかず、前の日の夜に注文を入れておくという方法になってしまいます。

その際、どうしても保守的に価格を設定することから、ザラ場中に指値にヒットすることなく、エントリ―出来ずに自分の想定した方向に進んでしまうと言うことが何度かありました。

また、これまでの投資では価格が上がれば本来価値との安全率が縮まり、結果として下落リスクが高まってしまうので、余り深追いをしてエントリーをして来なかったため、自分が想定していた価格より上がって(下がって)しまうと、指値を上げて(下げて)エントリーすると言うことはせず、そのまま見送ってしまうと言う癖がついてしまっています。

そんなこともあり、7月は、今のところ、検証材料になるのは、たったの7取引ですね。

更にそのうち、3取引は継続中ですし・・。

因みに、この3取引は、月を跨ぐ可能性もあるので、既に短期と言って良いのかすらも、怪しい状況となってますが・・・。

取引回数を減らしても、厳しい指値でエントリーすべきか?甘めの指値で取引回数を増やすべきか?

自分自身としては、限界まで待ち伏せたところで指値を設定しているのですが、この待ち伏せた指値でエントリーできたからと言って、勝率が上がったかと言うと、今のところはそうとも言えません。

一方で、エントリータイミングを何度か逃してしまっていることも事実です。

そのため、指値を甘くしてエントリーできる数を増やすとことも、有りなのかもしれません。

ただ、余りにもサンプル数が少な過ぎるので、現時点の結果を持って判断することは出来ません、来月も今のような小ロットでの取引を継続するしかなさそうですね・・・。

まあ、直観的には指値を甘くしてエントリーすると、マーケットを見て一喜一憂する投資となってしまうので、恐らくは現在のように厳しい指値で対応して行くんだろうな~とは思ってます。

その上で、金額の絶対額を増やしたい場合は、1ロットあたりの投資額を増やすという方法になるのかなとは思ってます。

ただ、このペースで行くと、1ヶ月当たり10取引も出来なそうな雰囲気なので、ほぼ検証と言うよりは、失敗を重ねて行きながら修正して行くという方法を取ることになりそうな予感がします・・。

まあ、この辺りは気長に取引量をこなしつつ、自分なりの考えを整理して行くしかなさそうです。

まだ、まだ、先は長そうですね・・。