新型コロナウイルスによって株価が暴落!但し、リバウンドが狙いやすい時期になって来ている理由とは?
新型コロナウイルスの影響で、株式相場も大荒れな展開が続いてますね!
私自身は、先月の結果報告でも書きましたが、年末から現金ポジションを高めて、更にインバース系の銘柄の比率を上げて来たため、無事プラスで乗り切れています。
しかし、ポートフォリは現金ポジションの比率が高まっていますが、この1~2週間は「買い」にも「売り」にも入れていません。
ただ、やっとリバウンドが狙えそうな時期になって来ているのかなと感じています。
因みに、3月6日は、新型コロナウイルスの影響もあり在宅ワークをしていました。
当然、在宅ワークなので、しっかりと会社の仕事をしています!
ただ、会社には内緒なのですが、仕事の合間を見て、株価の推移を見ていました・・。
ちょっとだけ・・(笑)
で、色々と銘柄を見ていたのですが、新型コロナウイルスによる影響が小さそうな優良銘柄でも、かなり割安まで売り込まれたりしています!
こうなると、バーゲンハンターとしては、割安になった株を購入したくてウズウズして来ます・・。
ただ、個人的には、もう一段の下落がある可能性も想定しており、買いたい気持ちを必死に抑えることにしました!
と言いながら、15時以降に業績があった銘柄で、業績が良かった銘柄を時間外取引(PTS)でちょっと買ってしまいましたが・・。
と言うのは、米国の先物市場が大幅下落しており、また「ドル-円」も105円位まで円高に推移していたこともあり、週明けへの不安心理から、かなり叩き売られていました。
そのため、失敗してロスカットしても痛手にならない程度の購入をしています。
若干、横道に逸れたので、話を戻します・・。
株価暴落の初動で、リバウンド狙いでエントリーした投資家の多くが、損切りさせられている!
2月末からの大幅な株価の暴落で、優良銘柄の株価もだいぶ安くなってきました。
多くの個人投資家が、先週にリバウンド狙いの買いを入れているかと思います。
しかし、3月6日の日経平均は、「▼579.37」と大幅な下落で終わっています。
このため、多くの個人投資家が、この下落で損切りを余儀なくされています。
ただ、まだ耐えている投資家も多いと思いますが、機関投資家は容赦がありませんので週明けも、更に仕掛けて来る可能性があります。
このような仕掛けによって、暴落直後にリバウンド狙いで買いに入った投資家の損切りを狙ってくることが想定されます。
こうした投資家による、追証の強制ロスカットを避けるための資産売却なども出て来るかと思いますので、来週の月・火曜日辺りはまだ荒れた展開が続く可能性があります。
ただ、一旦、来週前半にもう一段下がった場合は、売り方の利確による買戻しが入って来ることが想定されます。
また、割安株の物色も出始める株価になって来るので、ある程度の株価のリバウンドが期待されます。
そのため、来週で割安な優良銘柄が見つかれば、仕込みをしてみるには良いタイミングともいえるかもしれません。
リバウンドを狙ってエントリーした場合でも、利益は欲張らずに早めに利確しておいた方が良い !
ただ、こうしたリバウンドが、下落直前の水準まで株価が戻るかと言うと厳しいと思います。
そのため、リバウンドを狙ってエントリーした場合でも、利益は欲張らずに早めに利確しておいた方が良いのかなと感じています。
また、引き続き大きく下落する可能性もあるので、しっかりと逆指値は設定しておくべきです。
なお、このタイミングでリバウンドを狙うとしても銘柄選定は慎重に行う必要があります。
例えば、旅行会社、航空会社、イベント関連の会社など、新型コロナウイルスによって大きな影響を受けている会社は避けるべきです。
こうした銘柄でも、短期で見れば需給でリバウンドする可能性もあります。
ただ、わざわざリスクを負ってまで、こうした業種の銘柄を選ぶ必要がありません!
それよりは、新型コロナウイルスによる影響は少ないものの、全体相場の下落を受けて大きく下落してしまった銘柄を選んでおく方が無難です。
こうした銘柄を選んでおけば、仮にこのタイミングでリバウンドしなかったとしても、下値硬直性も強いですし、新型コロナウイルスの問題が収まると株価が戻って来る可能性が高くなります。
また、短期的なリバウンドを狙うのか、それとも新型コロナウイルスの問題が収束する頃まで持ち越すのかは決めておく必要があります。
更に、こうしたボラティリティが大きな相場では、一気に株価が下落する可能性もあるので、ロスカットの価格も明確に決めておいた方が良いです。
いずれにせよ、この週末は、しっかりと企業分析をして「買う(売る)」可能性のある銘柄を選定しておくことが重要です!!
新型コロナウイルスによる影響は長引き、企業業績のV字回復は期待出来ないと考えておく方が無難である!
ここまでは、やや短期的なリバウンドの話をさせて頂きました。
確かに、短期的にはリバウンドが期待できるかもしれませんが、中期的には慎重な姿勢で投資に臨んだ方が無難です!
特に、このタイミングでリバウンドを狙う場合は、一気に大きな金額を投下するのは避けた方が良いと思います。
と言うのは、意識しておかなければならないのは、仮に一時的にリバウンドしたとしても、その後にまた揉み合いからズルズルと株価が下落する可能性が高いと言うことです。
当然ですが、次回の決算発表では、多くの企業が下方修正してくることが想定されます。
ただ、この直近の決算発表の悪化は、マーケットでは織り込み済です。
問題は、新型コロナウイルスによる影響が一時的なものに終わるのか、長引いてしまうのかと言うことです。
仮に、この問題が一時的なものに終わり、その後の企業業績がV字回復するならば、株価の上昇が期待できます。
ただ、現状を見ていると、短期的に解消されるとは思えません。
ワクチンが出回るのは、まだ先になりそうです。
そこまでに、自然消滅していくようには見えません。
ウイルス感染の脅威が続く限りは、企業活動へのマイナス影響は続きます。
そのように考えると、問題が早期で解消すると考えるよりは、引く可能性が高いと見ておく方が無難です。
このように考えると、企業業績がV字回復するとは想定し難くなります。
そのため、株価へのマイナス影響は続くことになります。
更に、経済全体が悪循環に陥ってしまうと、下落相場に転じてしまう可能性も出てきます。
月次報告で好業績の企業も出ているが、「うるう年」を考慮して分析する必要がある!
因みに、若干話が逸れますが、例えば飲食店など、月次報告をしている企業の発表が相次いでいます。
想定よりも業績が良い会社もあり、Twitterなどでは
「新型コロナウイルスによる影響は思いの外、小さいのでは?」
と言った声も出たりしています。
確かに、こうした業績の良かった会社の中には、収益構造の改善が功を奏して、月次報告に良い結果が出ている会社があるのは事実です。
ただ、実態としては「うるう年」による日数の関係で、前年同月比がプラスになっている会社が多かったりします。
試しに、うるう年によって増えた営業日に相当する金額を引いてみると、前年同月比マイナスになっている企業も多く見受けられたりします。
若干話が逸れましたので、話を戻します。
事前に銘柄の分析・選定をし、投資タイミングを待ち伏せておくことが重要である!
現在のマーケットをどの様に判断し、どのように投資して行くかは人それぞれです。
私としては、来週あたりから少しリバウンドを狙った買いをいれ、株価が上昇すれば早めに利確する予定です。
そして、本格的な買い参入は、更に株価が下がってからにする予定です。
それまでは、余り下手に動いて、キャッシュを減らすようなことは避けようと思っています。
過去になんどか「〇〇ショック」と言われるような相場を経験していますが、仮に今回が「コロナショック」と言われるようなものになる場合、まだまだ相場はこのようなレベルで終わるとは思えません。
このような大きな変動が生じている時に、下手に初動で入ると、格好の「カモ」にされてしまいます。
ですから、分からなければ、下手に動かない方が得策です。
そして、相場で「売り」「買い」の戦いが続き、双方が消耗しきった辺りで参入する方が無難です。
その頃には、本来の企業価値からは逸脱したような割安株がゴロゴロしている可能性が高くなります。
早く仕掛けなければ、絶好のタイミングを逃してしまうと思う人も居るかもしれませんが、焦らなくても、エントリータイミングは来るものです。
寧ろ、初動で乗らずに、ギリギリまで引き付けて買った方が良い結果に繋がることは多いです。
仮に、そうした買いタイミングを逸して、株価が戻って行ってしまったとしても、損をしていないのであれば問題ないですしね・・。
こうしてじっくりとタイミングを見定め、皆が疲弊して株の話をするのも嫌になった頃に、大きく株価が企業価値と乖離した銘柄を見つけて丹念に拾っていけば良いのです。
そのためにも、まずは、
・どのような状況になったらエントリーするのか?
・そのような状況になったらエグジットするのか?
と言った、全体的な流れを自分自身で考えおくことが重要です!
その上で、タイミング良くエントリー出来るように、
・しっかりと銘柄分析・選定をしておく
と言うことが不可欠なのです!!