木村化工機・澤藤電機がアンモニア関連技術で株価が急騰!今後の行方は?

木村化工機・澤藤電機がアンモニア関連技術で急騰!週明けの株価はどのようになるのか?

本日は、木村化工機の値動きを見ていたのですが、売り買いの攻防戦が面白かったですね!!

完全なる仕手株になっているのですが、そもそもの発端は、岐阜大学や澤藤電機と連携し、低濃度アンモニア水から高純度水素を製造して燃料電池発電に成功したと発表でした。

これを受けて。11/19と11/20の2日間で、株価が急騰しました。

しかし、昨日は全体相場に押されたのか、高く寄り付いたのちに大きく下落していました。

木村化工機は、一時ストップ高するも、引けに掛けて値を下げた!週明けの株価にどう影響するのか?

本日は、寄りつきは低かったものの、前場で一気に株価が上昇しました。

そして、前場の終わり頃には、ストップ高付近まで上昇しています!

後場は売り禁止となり、スタートからストップ高に張り付き状態となりました。

ここからは、正に買い側と売り側の攻防戦です!!

このまま、買い方としては、株価をずっとストップ高に張り付けることが出来れば、来週も売り方を踏みあげられる可能性が高くなります。

一方で、売り方としては、ストップ高を剥がせられれば、ナイアガラ状況に出来る可能性が高まります。

と言うのは、既に売り禁止となっているため、これ以上の空売りは増えません。

そのような中、ストップ高が剥がれて株価が下落してしまうと、売り方に逃げ場を与えてしまうことになります。

更に、ストップ高が剥がれると言うことは、下落圧力が高まりますので、買い方も利益が出ているうちに逃げ出そうと言う人が出始めます!

こうなると、買い方はババ抜き状態になってしまい、一気に形勢が逆転して、株価はナイアガラ状況で下落してしまう可能性が高まりまるのです。

勿論、売りも買いも、そう簡単に思惑通りに、事が進むわけではありませんが・・。

初心者は仕手株には手を出さないのが無難である!

なお、このような状況になると、会社の業績や材料などは、短期的には大きな意味を持たなくなってきます・・。

一つの材料を基に、売りと買いが、双方の思惑をもとに、戦い合う状況となります。

つまり、他の投機家がどのように考えているかを推測し合い、それによって株式の需給が悪化したり好転したりします。

こうした需給によって、株価は大きく動くようになってしまうのです!

こうした状況は、数ヶ月レベルでみれば適正な水準に戻ることが殆どです。

しかし、特に株式の流通量が少ない小型株の場合、短期間に極端なレベルまで、株価が変動してしまうことが多くあります!

そのため、初心者が数ヶ月で適正な水準に戻るだろうなどと言った、安易な考えでエントリーしてしまうと、数ヶ月経つ頃には途方もない含み損を抱えてしまうことになり兼ねません!

よって、こうした仕手株は、近寄らないことが一番です!!

と言いながら、私は前場の終了間際辺りで、ストップ高に近い辺りで、空売りを入れてます・・。

全然、説得力無いのですが・・(笑)。

自分なりには、売り禁止、外部環境、材料の強さ、業績、チャートの形状など、諸々鑑みた上での判断ではありますが、週末をはさむこともあり極めて危険な取引ではあります。

従って、一発退場とはならないように、投入している額としては少額となってます。

なので、上手く行った場合でも、利益は大したことはありません。(多分・・)

勿論、逆に連続ストップ高されてしまうと、かなりの痛手にはなりますが・・。

まあ、後場におけるストップ高の剥がれ方と、引けに掛けての下落状況を見ていると、売り方優勢かなとは思っています・・。

後は、売り残が、どの程度積みあがっているかですかね・・。

まあ、週明けにどのような動きになるかは分かりませんが、深入りはせずに、直ぐに引き上げるつもりです!

なお繰り返しになりますが、特に投資初心者の場合は、こうした仕手株は参戦しない方が得策です。

ほぼ、本尊の養分にされてしまうと考えておいた方が良いかと思います!

ただ、こうした銘柄の値動きを、たまに眺めてみるだけでも、株式相場の値動きの一端が透けて見えるので、勉強にはなるかと思います!

≪追記(2019/11/25)≫

本日(2019/11/25)は、想定通り株価が下落しました。更に下落する可能性もありますが、担がれてしまう可能性も捨てきれないため、薄利ではありましたが、本日利確してエグジットしています!